「“働くクルマ”にスポーツ魂を全注入!」よくよく考えるとプロボックスは改造ベース車として優秀!?

スポーツ走行と使い勝手の両立を目指してプロボックスをチューン!

短期間に着々とメイキングを進めた発展途中の走り系カスタム

排気量1.5L未満でマニュアルミッションの設定があり、スポーツ走行だけでなくファミリーカーとしての居住性と積載性もある…という条件を満たすクルマを探した結果、消去法で辿り着いたのがプロボックスだったというオーナー。購入後、すぐにチューニングを開始し、快適性と速さを追求。社用車のイメージを完全払拭している。

オーナーはクルマ遊びで峠やサーキットは外せないという走り屋指向なので、まず手を入れたのは足回り。選択したのは、ブレイドのSCタイプ車高調(FR7.0kg/mm)だ。

理想の車高設定と走りのポテンシャルを両立させるために、リヤショックのブラケットを移設させてストロークを確保。調整式のラテラルロッドも追加して、車高ダウンによるジオメトリー変化もしっかりと補正している。

そしてオーナーのクルマいじりで、欠かすことのできないもう一つの要素がサウンド系のチューニング。フロントスピーカーはアルパインの17センチを自作バッフルに装着している。

キッカーのソロバリック12インチに、オーディソンとアルパインのアンプがスッキリと収められたウーファーボックス。こちらもDIYで製作したという。

エンジンルームはまだ手付かずで完全なノーマル状態。マフラーにはビーフリーのW出しを装着。今後はNAに拘りながら、吸気系やECUの変更をしていきたいとのことだ。

メッシュデザインのホイールは、ヘラフラ系メイクで高い装着率を誇るBMXブランドのX1043で、前後ともリム幅8Jに185/55-15サイズのトーヨーDRBを組み合わせている。

まだまだノーマル感は強いものの、オートメーター製のホワイトフェイス大型タコメーターが走りを感じさせるメーター周り。取材時には間に合わなかったが、すでにバケットシートも入手済みとのこと。

今後も「なるべく安価に!」をポリシーに、チューンを進めていく予定。LSDを組み込んでプロボックスの走りを追求していきたいとのことで、今後の発展が楽しみな1台だ。

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