「ロータスエキシージはメチャクチャ速いんです!」ライトチューンで筑波58秒台入りを果たした快速スペック

軽量ボディに280馬力のパッケージ!

足回りと空力の煮詰めで筑波58秒入りを達成

国産チューンドが幅を利かせる筑波サーキットアタックだが、最近では欧州スポーツモデルのエントリーも増えてきている。今回紹介するロータスエキシージもそのうちの一台だ。

ベースモデルは、エキシージの中でもサーキット走行を念頭において開発された“カップ260”。トヨタの1.8L直4ユニットである2ZZにスーパーチャージャーを組み合わせ、車名の通り260psを発生させる仕様だ。

このマシンは、BSK製のワンオフマフラーを投入した上でモーテックM130でのマネージメントを敢行。これにより280psまで出力を高めている。「純正の制御関係が電気系のトラブルで壊れてしまって…。モーテックにすれば拡張性もあるしログデータも取れる。そんな理由から導入しました」とオーナー。

足元には、アウタープラスから発売されている”ヘセルホイール”をセット。ロータスエキシージ専用設計で、鍛栄舎が製造を行なっている超軽量モデルだ。組み合わされるタイヤはフロントが245/45-16、リヤが255/40-17のアドバンA050。

サスペンションもアウタープラス製で、イケヤフォーミュラ製ダンパーをベースにしたスペシャル品。ブレーキは純正でAPレーシングキャリパーが投入されているため、ローターのみRdd製に変更してストッピングパワーを強化している。

純正でも910kgという軽量さを誇るモデルだけに、インテリアにエアコンやオーディオといった装備はそもそも存在しない。このマシンはさらにカーペット類の撤去や助手席の撤去によって、さらなる軽量化を進めている。

カウルは前後ともにシマヤの軽量品に交換。さらにアウタープラスのGTウイングやDifflow製リヤディフューザーなど、ライトな仕様の機関系とは異なりエアロパーツはサーキットスペックらしい内容だ。

これまでのベストタイムは58秒846(アドバンA050 Mコンパウンド)。クルマ本来の素性を伸ばしたライトチューンでどこまでのタイムを伸ばすのか、その動向には注目だ。

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