「アドバンネオバでゼロヨン10秒台!」世界中が注目するアクティブカーボンRの底力に迫る

耐久性に気を配った630馬力のGTIII-4Rタービン仕様

全身炭素のBNR32がラジアルでドラッグレースに参戦

BNR32の魅力を後世へと伝えるべく、細部までカーボン製リプレイスパーツを製作、BNR32用カーボンワイドボディキットを完成させ話題を集めた九州の“ガレージアクティブ”。

そんな同ショップのテストカーにあたるこのBNR32は、ナンバー付きのストリート仕様ながらサーキットアタックからドラッグレースまでフレキシブルに対応する1台となっている。

排気量を2.6Lのままとしたエンジンは、ワイドレンジの扱いやすさやライフの長さにもウエイトを置いて作られた630psの定番仕様。タービンはHKSのGTIII-4Rタービンを組み合わせ、最大ブースト設定は1.6キロ。カムはHKSでIN/EXともに272度を採用する。

超深リムのホイールは、前後共に12JのワークマイスターS1。タイヤはアドバンネオバのAD08Rを履く。サスペンションはHKSハイパーマックスのMAX IV-SP(F10kg/mm R8kg/mm)でセットアップ。

ストリート仕様であることを強く意識したインテリア。乗降性を妨げないカンサイサービスのリフレッシュバーとRECAROのバケットシートをセットし、内装の各部は本革で張替えている。プレミアムスポーツの雰囲気を漂わせる高い完成度だ。ミッションはOS技研の6速シーケンシャルであるOS-88を装備する。

エクステリアはノーマルのボディラインを崩さず、全身カーボン素材でアップデートを図った、アクティブ渾身のワイドボディ仕様。BNR32の魅力を後世へ引き継ぐべく開発されたこのボディキットは、350万円というハイプライス設定ながら、世界中のGT-Rフリークの間で話題となり、今なお問い合わせが絶えないそうだ。

このスペックでセントラルサーキットのドラッグレースに参戦したところ、19インチのスポーツラジアルタイヤ装着のままで10秒844という驚異的なタイムをマーク! しかもグリップしにくいセントラルの路面で、だ。

アタッカーを務めたガレージアクティブ坂本代表は「ネオバのままで10秒半ばまでは入れられそうです!」とコメント。見た目と速さを兼ね備えた漆黒のBNR32、まさに最強のストリートスペックだ。

●取材協力:ガレージアクティブ 福岡県行橋市大字今井1407-1 TEL:0930-25-4488

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ガレージアクティブ
http://www.g-active.co.jp

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