「エクリプスにインプレッサのエンジン&4WDを移植!?」メーカーの垣根を超えた超絶スワップ!

GC8のエンジン&駆動系でフルタイム4WD化を実現

メーカーの垣根を超えた仰天チューンド!

フェイス&テールスワップ、そして超弩級のペイントワークといったエクステリアばかりに目が行ってしまいがちだが、このエクリプスのコア技術は中身だ。

何と、GC8インプレッサのパワートレインを完全移植し、駆動方式をFFから4WDに変更しているのである。

「このエクリプスは、目立つことだけを考えて作ったクルマ。でも、外装だけじゃインパクトに欠ける。そこでEJ20エンジン&駆動系を移植して4WDにしちゃおうと思ったわけ」と語るのは、このマシンを製作した“ボディショップキクタ”の菊田代表。

言葉にしてしまえば簡単だが、それを実現してしまう技術力こそボディショップキクタの凄さだ。

元々、4G63を横置きにマウントするエンジンルームに、GC8の縦置きEJ20ユニットを換装。さらに、Z33のフェンダーラインを忠実に再現するべくセミパイプフレーム化するなど、エンジンルームを覗いてもエクリプスの面影は一切見当たらない。

駆動系も凄まじい。FFであるエクリプスを4WD化するためにミッショントンネルを新設し、それに合わせてプロペラシャフトを延長…と、大技を連発しながら縦置きエンジン+フルタイム4WDというパワートレインを実現している。

サスメンバーは前後ともインプレッサのものを流用。リヤメンバーに関しては、前後を逆転されて取り付けているそうだ。もちろんボルトオンというわけにはいかず、取り付け部の加工やアーム類のワンオフ製作などが行われている。

ミッション&デフもGC8用を流用しているため、フロア面は完全にインプレッサと言っていい。

足回りはハイドロシステムを採用。なお、フロントセクションはメインフレームを残しつつ、ストラットタワーのみチューブフレーム化するという変則的な作りとなっている。これは機能面というより、Z33のフェンダーラインを再現する意味合いが強いとのこと。

4WD化に伴って行き場が無くなった燃料タンクは、トランク内に安全タンクを設置して対処。その脇にはハイドロシステムのユニットが設置されている。

向かってくる姿はZ33ロードスター、走り去る姿はV35スカイライン、エキゾーストノートはボクサーサウンド、その正体はエクリプスという摩訶不思議な組み合わせ。

そんなエクリプスの乗り味を菊田代表に聞いてみると「バランスが崩れるかなと思ったけど、実際に走ると4WD化の恩恵は大きく、ノーマル以上に安定しているよ」とのこと。走行性能に関しても文句ナシというわけだ。

仕上げとなるのが、ボディショップキクタお得意のカスタムペイント。ミューラルやグラフィックペイントといった上級テクニックを惜しげもなく投入し、他の追随を許さない究極のドレスアップマシンへと昇華させているのだ。

●取材協力:ボディショップキクタ 奈良県宇陀市 榛原澤978−1 TEL:0745-82-5144

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ボディショップキクタ
https://bodyshopkikuta.com/

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