「ZC33S、GR86、ジムニーシエラの3車種を網羅!」トラストが提案する総合チューニングパッケージの全貌

トラストのノウハウを注入したコンプリートマシン!

今後はRZ34ベースのコンプリートカーも登場!?

トラストが、『GReddyパフォーマンスエディション』という独自開発のコンプリートカー製作&販売を開始したのは2020年のこと。その第一弾が10台限定で発売され、希望者多数につき東京オートサロン会場で抽選が行われたVAB型WRX STIだ。

翌年、ユーザー車を対象にワンオフパーツ製作やその取り付けを行なう『GReddyファクトリー』がスタート。持ち込み車両に各種パーツを装着することで、GReddyパフォーマンスエディションと同じ仕様を製作してもらうことも可能になった。

「今、現行モデルで展開しているのはスイフトスポーツ、GR86、ジムニーシエラの3車種。いずれもベースパッケージを用意し、そこからユーザーさんの好みやリクエストに合わせて追加のチューニングやカスタムを施すことも可能です。納車されたその日から、スポーティな走りを楽しんで頂けますよ」と、営業部の松下さん。

中でも推しているのがスイフトスポーツで、ライトパッケージ(車体込み275万円)はブーストアップ+吸排気+ECUチューン仕様。最大ブースト圧1.4キロで、ノーマル比プラス30psの170psを発揮する。取材車両はまさにそのパッケージ仕様で、吸気系はエアインクスキット、排気系はスポーツキャタライザーとパワーエクストリームRマフラーで効率アップが図られ、純正書き換えのパフォーマンスECUで制御される。

それ以上のパワーを狙いたいユーザーに向けたパッケージ(フルパッケージ:車体込み375万円)も用意されている。インタークーラーキットやハイフロータービンキット、エンジンオイルクーラーキットを追加したハイスペック仕様で、足回りもライトパッケージのGReddyストリートダンパーに対して、パフォーマンスダンパーが与えられる。なお、同社オリジナルフロントスカート&リヤウイングで見た目のスポーティ感が高められるのは両パッケージ共通だ。

車種を問わず、リヤエンブレムとエンジンルーム内に装着されるプレートがGReddyパフォーマンスエディションの証。スイフトスポーツではダッシュボードの純正ガーニッシュにもロゴが刻印される。

本来ホイールは純正だが、取材車両はレイズグラムライツ57トランセンドアンリミットエディションに交換。サイズは7.5Jプラス45×17インチで、195/45サイズのコンチスポーツコンタクト5が組み合わされる。「アンリミットエディションはカラーバリエーションが黄色だけなので、ボディカラーに合わせて選んでみました」と営業部の松下さん。

赤ステッチ入りのカーボンステアリングホイールやシフトノブ、シリウスメーターはフルパッケージ仕様に標準装備される。また、前席はGReddy×ブリッドコラボシートのストラディア3に交換済みだ。

一方のジムニーシエラは、NAバージョン(車体込みMT:315万円/AT:335万円)と開発が進められているターボバージョン(車体込みMT:401万5000円/AT:420万円)の2本立てとなる。ターボバージョンはTF035HL-14GK(6cm2)タービンを軸に構成され、タイプ41インタークーラーやキャタライザー付き50φフロントパイプなども含まれる。これで全域でのパワー&トルクアップを実現するのである。

そして、GR86&BRZ(車体込みMT:560万円/AT:580万円)のGReddyパフォーマンスエディションは、吸排気+冷却系+足回りチューンが基本だが、オーナーが希望すればT620Z(10cm2)ボルトオンターボキットのインストールも可能とのこと。

いずれも明確なチューニング内容と車両価格、さらには「トラストが組み上げたコンプリートカー」ということで、購入を考えている人にとっては安心感が絶大なGReddyパフォーマンスエディション。今後はRZ34フェアレディZでの展開も検討しているとのことだ。

●問い合わせ:トラスト TEL:0479-77-3000

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【関連リンク】
トラスト
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