「これが史上最強のサンナナの全貌だ!」ボルクレーシングTE37 SAGA SLの産声【最強ホイール解体新書】

公開日 : 2021/06/04 07:30 最終更新日 : 2021/06/04 07:30


進化を重ねて磨き抜かれた伝統

 

軽さが信条のSLに、強度と剛性のSAGA要素をプラス!

 

モータースポーツ直系の鍛造ホイールとして名高い「ボルクレーシングTE37」に、まもなく新しい顔が加わる。それが、今秋リリース予定で開発最終段階にさしかかっているTE37SAGAベースのSL(スーパーラップ)モデルだ。

 

 

SLモデルはTE37のワイドリム&軽量バージョンという位置付けだ。その設計思想を新世代のTE37として生まれた“SAGA”に注入することで、軽さと強度のバランスを究極にまで高めていることがコア技術となる。

 

 

8.5J〜11Jというサイズに特化して開発が進む今作、最終的に改良箇所は10以上に及んだというから驚かされる。細部を見ていく。

 

 

従来モデル同様にセンターホールはダイヤモンドカットしているが、SAGA SLは2方向からの切削で外周部にリブを形成。なお、ユーザーの要望へ応える形でセンターキャップ装着も可能となった。

 

 

スポークエンドは従来モデルよりも少し持ち上げる形とし、強度に繋がる体積を確保すべくスポークサイドの厚みをプラス。SLのアイコンとなるスポークステッカーもデザインを変え、ホイールカラーが透けて映える二層構造とする。

 

 

強度と剛性を高めるためにアウター、インナーのリム形状を変えるだけでなく、アンダーカット上部のアールまで最適化。アウター側のフランジにはA.M.T.によるマシニング文字も新たにあしらわれた。

 

 

サーキットユーザーからの要望が多かったローレット加工だが、単純に追加できるものではないため従来のSLには採用されていなかった。SAGA SLでは設計段階から盛り込み、初のローレット加工化が果たされている。

 

 

従来のSLは軽さの追求にウエイトを置いて締結面のみを残していたセンターボアだが、SAGA SLは解析をもとに外周部を残す形へとアレンジ。強度や剛性を受け継ぎつつ、軽量性も備えた最新設計へと導いている。

 

 

この結果、SAGA SLは従来モデルのSLよりも約5パーセントの強度アップを実現しつつ、SAGAより200グラムの軽量に成功。先進のレーシングコンケイブとして鍛え上げられた逸品が、これからのタイムアタックシーンを支えていくのは想像に難くない。

 

●製品仕様
価格:7万4000円〜7万9000円

サイズ:18×8.5J〜18×11.0J

カラー:プレスドグラファイト(PG)

 

●問い合わせ:レイズ TEL:06-6787-1110

●取材協力:ラック 愛知県長久手市岩作琵琶ケ池20-1 TEL:0561-63-0101

 

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