「FD3S用の定番ターボキットが進化!」筑波55秒226の原動力が市販化へ
公開日 : 2021/02/23 11:00 最終更新日 : 2021/02/23 11:00
令和のゼロロクキットが爆誕!
EXマニやウエストゲートを一新
ハイパワー志向のFD3Sユーザーから愛され続けているトラストのGReddyターボキット(TD06SH-25G)に、待望のVレイアウト専用モデルが登場した。
Vレイアウトは、インタークーラーとラジエターをフロント開口部の上下にV字型(横から見たら『く』の字)に配置するシステムだ。ラジエターの前面を塞いでしまう前置きインタークーラー化よりも、吸気温度と水温を効率よく下げることができる特徴を持っている。今ではFD3S冷却チューンの定番と呼ばるほど装着率が高いキットになっているが、それに合うシングルターボシステムはこれまで存在しなかった。
「Vレイアウトに無加工で装着できるターボキットを求める声が非常に多くて。でも、パイピングを作り直すだけでは芸がないですよね。そこで、各部を見直してよりタービンの性能を引き出せるように進化させたんです」とはトラスト広報の川島さん。
そう、このキットはただのリメイク版ではなく、筑波ATTACKを主宰するレディーゴーネクスト青木代表に協力を仰いで開発を進めた『令和のTD06-25Gキット』なのである。進化ポイントは多岐に渡る。FD3Sの高い排圧に合わせてEXマニを従来の50φから60φへと大径化しつつ肉厚もアップ。さらにウエストゲートを大容量のタイプCハイフローに切り替えてブースト制御性能を高めるなど、実戦的な仕様変更が行われたのだ。
「タービンは色々試してきたけど、やっぱり13Bにはゼロロクが相性抜群なんですよね。今回のアップデートでさらに上が伸びるようになっています。僕のタイムアタック号はノーマルエンジンにこのキットを組み合わせているけど、それで55秒226出ているんだから説得力ありますよね(笑)」とは青木代表。
価格はVマウント専用フルキットが54万円で、EXマニは単体14万8000円の設定だ。すでにVレイアウトキットやTD06-25Gタービンを投入している人はもちろん、純正ターボの衰えを感じているFD3Sユーザーは選択肢の一つとして検討してみてはいかがだろうか。
フルキット構成パーツ:TD06SH-25G 16cm2/エキゾーストマニフォールド(60φ)/アルミ専用コンプレッションチューブ/ウエストゲート(タイプCハイフロー)/コンプレッションチューブ/サクションチューブ/エアインクス(M100)
●問い合わせ:トラスト TEL:0479-77-3000
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