「ホンダファン垂涎のスプーンNSX-R GT2号機、見参!」よみがえるマカオGPの記憶【幻の東京オートサロン2021】

公開日 : 2021/02/02 07:30 最終更新日 : 2021/02/02 07:30


高耐久の3.2L+6速MT仕様へとリメイク

 

超レーシーなコクピットも必見だ!

 

今回紹介するのは、アジア圏では最も伝統と格式のあるインターナショナルレース『マカオグランプリ』で大活躍(2008年に3位表彰台)したスプーンNSX-R GTのTカー(スペアマシン)だ。

 

 

実際にこのTカーがマカオグランプリを走ることは無かったが、2009年以降は北米やヨーロッパに遠征し、多くのサーキットを行脚。世界を股にかけて活躍したのだ。

 

 

マカオグランプリ参戦時はC32B改3.5L+6連スロットルのハイチューン仕様だったが、現在は耐久性を重視してN1スペックの3.2Lユニットを搭載。構成パーツはほぼC32B純正だが、吸排気+ECUセッティングで350psまで出力を高めている。

 

ミッションはNA2純正の6速にコンバート。耐久レースへの参戦も視野に入れ、大型の燃料タンクやクイックチャージシステムも搭載しているそうだ。

 

 

 

エクステリアは、本番機と同じオリジナルのフロントバンパー&リヤバンパーを装着。数多くのレース経験を元にデザインされた機能美溢れるスタイリングは、今でも新鮮だ。

 

 

足回りはスプーンオリジナルのレース用車高調を軸に構築。ホイールはプロドライブGC-010G、タイヤはアドバンA052(F235/45R17 R245/40R18)の組み合わせとなる。

 

 

レーシングカーらしくシンプルなインテリア。シートはもちろんダッシュボードもフルドライカーボン製で、不必要な内装パーツは全て撤去。徹底的に軽量化を敢行しているのだ。ステアリングハンドルはスプーンオリジナル、メーターはAIM製のデータロガーに置き換えられている。

 

 

ちなみにこのレースカーは、現在スプーンのメンテナンス部門でもある“タイプワン”に展示されており、いつでも走れるように定期メンテナンスを欠かしていないとのこと。ぜひとも国内のサーキットでアタックする姿を見てみたいものだ。

 

TEXT:三木宏章
PHOTO:金子信敏/三木宏章

●取材協力:スプーン 東京都杉並区南荻窪1-3-16 TEL:03-3427-6601

 

 

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