「VAB乗り垂涎の存在をターザン山田が斬る!」STIコンプリート史上最強スペックのS209を試す

公開日 : 2020/10/22 07:30 最終更新日 : 2020/10/22 07:30


圧倒的な剛性バランスが驚異的なハンドリングを実現!

 

WRXシリーズの最強モデルをターザン山田が徹底チェック

 

10月19日に、ツインリンクもてぎで開催された“ワークスチューニンググループ合同試乗会”。このイベントにSTIが持ち込んだのは、コンプリートカー“Sシリーズ”の最強スペックにして北米専用モデルとなる「S209」だ。

 

 

元々は国内での発売も検討されていたそうだが、現地での発売までに大幅な時間がかかってしまい、その間にベースモデルの生産終了が決定…と、Sシリーズ史上で最も不遇な車生を送る羽目になった存在だったりもする。

 

しかし、この車両の開発で培われた技術は国内のVABにもフィードバックされるとのこと。そんな開発車両としての役割も担うS209の実力を、お馴染みターザン山田がチェックするのが今回の企画だ。

 

 

北米仕様車がベースということで、エンジンは2.5Lの排気量を持つEJ25型を搭載。吸排気系をフルで見直しつつ、専用開発のタービンを組み合わせることで、341hp&45.6kgmというスペックを誇る。

 

 

これまでも評価が高かったボディ補強アイテム「ドロースティフナー」をリヤに装着していることもS209の大きなトピック。ちなみにこのパーツは、国内のVABにも対応する形でSTIから製品化されている。

 

 

特徴的なワイドボディキットもS209専用品。桐生工業にて架装されるというこのワイドフェンダーは、残念ながら市販予定無しのスペシャルアイテムだ。

 

 

タイヤサイズは265/35R19という歴代STIモデルで最も太いもの。ワイドフェンダー化によってこそ成せる技だ。ビルシュタインダンパーや組み合わされるスプリングも全てS209専用品となる。

 

 

ルーフはカーボン製。Sシリーズでは先代のS208から採用されているもので、軽量化と車体剛性の最適化を両立しているそうだ。

 

 

北米仕様車がベースということでステアリングはもちろん左。ミッションをはじめとした駆動系はストック状態とされている。

 

 

このワークスチューンドに試乗したターザンは「オレは国内仕様のVABはもちろん、北米仕様もアメリカで乗ったことがあるけど、このクルマは違うね。新しく追加されているリヤのドロースティフナーが効いていて、前後の剛性バランスがとても良い。S字区間とかでハンドルを左右に切ったときのシャープさが格段に増してる」と高評価。

 

続けて「車重があって4WDということでアンダー傾向が強いクルマだから、こういうチューニングはベストマッチ。シンプルだけど効果が体感しやすいし、初級者から中級者くらいの人にお勧めしたいかな」。

 

 

なお、ターザン山田が絶賛したリヤドロースティフナーは、3万5000円で絶賛販売中だ。STIでは、今後S209用サスペンションを国内向けにリファインしたキットも発売予定というから、全VABオーナーは期待して待つべし!

 

PHOTO:金子信敏

●取材協力:スバルテクニカインターナショナル TEL:0422-33-7848

 

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