「BNR32に昂ぶる!」第二世代GT-R専門ショップのチューニング哲学

公開日 : 2020/10/21 11:00 最終更新日 : 2020/10/21 11:00


心臓部はRB26改2.8L+GT2540タービンで740馬力!

 

安心してアクセルを踏み込める信頼性を重視

 

茨城県に店舗を構える“レーシングファクトリーアウトバーン”は、第二世代GT-Rのチューニングだけでなく、上質なベースカーを提供してくれるショップとしても評判が高い。そんな屈指のGT-R専門店で製作された車両の1台が、筑波サーキットでのタイムアタックをターゲットに仕上げられたBNR32だ。

 

 

エンジンはHKSの2.8Lキットをベースにポート加工やバルブガイドの打ち替えなど、基本に忠実なチューニングを敢行。最高出力を740psに設定し、パフォーマンスと耐久性を併せ持ち、安心してアクセルを踏み込める仕様に仕上げている。組み合わせるタービンはHKSのGT2540ツインだ。

 

 

セッティングは高精度エアフロを使ったオリジナルのメインCPチューンを現車合わせにて行う。フルコンによるDジェトロ制御(エアフロレス)も選択肢になるが、万能なエアフロ仕様でも740psものパワーを引き出し、街乗りをストレスなく走れる車両に仕上げられる。

 

 

エンジンチューニングだけでなく、足回りやブレーキのアップデートも抜かりなし。フロントブレーキはブレンボF50キャリパーにPFCのレーシングローターを組み合わせる。サスペンションはオリジナルオーダーのスピリット製をチョイス。

 

アーム類はアッパーアームがクスコ製、その他はイケヤフォーミュラの調整式を組み込んでアライメントの調整範囲を拡大している。

 

 

リヤブレーキはBNR34純正を流用。コストをかけて社外品を入れるべき箇所とコストを抑えて純正流用で十分な箇所を見極め、的確なパーツチョイスでユーザーの負担を軽減することも大切にしているのだ。

 

 

295/35-18サイズのSタイヤを収めるために、フロントフェンダーはショーリン製の10mmワイドタイプに変更。アンダーボードやカナードなど空力を考慮したボディメイクも、タイムアタック仕様としての定番アイテムだ。ホイールにはボルクレーシングTE37SLを組み合わせる。

 

 

「幸い、筑波サーキットも近いためチューニングはもちろんですが、お客さんがサーキットを走る時には可能な限りサポートでお付き合いしています。クルマを作ったら終わりではなく、アフターフォローも行うこともアウトバーンの営業スタイルとして大切にしているところです」。

 

 

数多くのチューンドを製作してきた経験に裏付けられた懐の深さに加えて、作業後のユーザーサポートもキッチリとこなすレーシングサービスアウトバーン。GT-Rライフを楽しみ尽くすための魅力に溢れているプロショップなのだ。

 

取材協力:レーシングファクトリーアウトバーン 茨城県石岡市柿岡1928 TEL:0299-44-1667