「日本初! GRスープラのタービン交換仕様を試す」GCGハイフロータービンが切り開く未来

公開日 : 2020/10/19 07:30 最終更新日 : 2020/10/19 07:30


GCGハイフロータービン全開サーキットテスト

 

ビレットブレードの導入がGRスープラチューンの新たな扉を開く

 

2019年に復活を遂げた新世代スープラ。当然ながらチューニング業界がこの素材を見逃すわけもなく、多くのメーカー&ショップがデモカーとして導入。以来、GRスープラの潜在能力を引き出すべく研究を続けているという状況だ。

 

 

各チューナー達の努力によってECUの解析も日進月歩で進んでおり、6気筒エンジンを搭載する3.0LのRZ、4気筒2.0LのベースグレードSZともに、ECUチューンのみで100ps以上のエクストラパワーを獲得できる事が分かっている。

 

 

そしてその次のステップとして注目されているのが、GCGからリリースされたハイフロータービン“ビレットフロー”シリーズだ。SZ用の“ビレットフロー400”はギャレット製、RZ用の“ビレットフロー570”はボルグワーナー製、純正タービンをベースとしたボルトオン装着が可能なタイプである。

 

 

ネーミングが示す通り、目安となる最高出力値はSZ系用が400ps、RZ用が570ps。それを可能にするためのポイントとなっているのが、オリジナルの削り出しコンプレッサーブレードだ。

 

 

純正のブレードに対し、インデューサーと呼ばれる入口側、エクスデューサーと呼ばれる出口側とも直径を6mm拡大。さらに高さも5mm拡大して吸気の流用と圧縮効率を高めている。

 

対して排気側のタービンブレードは変更していないため、ブーストが正圧となるインターセプトポイントの変化も最小限。とくにRZ用ではわずか数100回転差なので、ノーマル同様の扱いやすさを実現している点も見逃せない。

 

 

何より注目すべきはその価格設定。車両に装着されている純正タービンを下取り加工するケースなら、SZ用で16万円(新品ベース:29万6000円)、RZ用で18万円(新品ベース:32万5000円)と、かなり現実的なプライスなのだ。しかも、GRスープラのタービン交換はすごく容易なのだという。

 

 

GCGでは開発をレボリューションと共に行ってきたが、今回はビレットフロー570を組み込んだRZグレードでのサーキットテスト(富士スピードウェイ)を行うということで同行させてもらった。

 

 

基本的な仕様としては、GCGのハイフロータービンに加え、レボリューションのエアクリーナーとパイピングキット、スポーツキャタライザー内蔵のアウトレットパイプを装着。現車合わせのECUセッティングにより、ブースト約1.6キロ時に実測で562.64ps&90.87kgmを発揮する。

 

 

このチューンドを試乗したレーシングドライバー佐々木雅弘選手は「ブーストアップで十分だと思っていたけど、さらにその上を望むオーナーにとってこのタービンは魅力的。スープラは、安定した踏み切れるスポーツカーから踏み切れないチューンドの領域に移行し、初めてパワーオーバーの挙動が感じられた。そして富士の長いストレートでも、パワーが途切れることなくグイグイ加速していくんだ。走っていて本当に楽しいよ」と評価。

 

 

コストパフォーマンス抜群の本格ターボチューン、パワー志向のGRスープラオーナーは導入を考えてみてはいかがだろうか。

 

●取材協力:GCGターボ TEL:043-216-4921/レボリューション TEL:048-222-4690

 

【関連リンク】

レボリューション

http://revo-tune.jp

GCGターボ

https://www.gcgturbo.co.jp