「かつてタイムアタックシーンで活躍したランエボXのその後」ストリート仕様として第二の車生を満喫中!

公開日 : 2020/10/12 11:00 最終更新日 : 2020/10/12 11:00


4B11改2.3L+GT3240タービンで500馬力オーバー!

 

タイムアタック仕様からストリートスペックにアレンジ

 

このランエボXは、かつて“ランデュース”のワークスカーとしてタイムアタックシーンで暴れ回ったチューンドだ。プロジェクト終了後は、新たなオーナーの元で「アタックもできるストリートカー」としてリメイク、第二の車生を過ごしている。

 

 

心臓部の4B11は、腰下に戸田レーシングとコラボしたオリジナルの2.3Lキットを投入して排気量アップ&強化。これは86.5φ鍛造ピストンや97mmストロークのクランクシャフト、I断面コンロッドからなるキットだ。ヘッドは燃焼室加工やポート研磨などくまなく手を入れた上で、HKSのハイカム(IN256度 EX248度)をインストールする。

 

 

タービンはウエストゲート式のGT3240をセット。このビッグシングルにブースト1.5をかけて、最高出力510ps/7400rpm、トルク63kgm/4700rpmを絞り出している。

 

 

高出力化に合わせて燃料系も徹底チューン。フューエルポンプはサード製の280L/h、インジェクターは800ccに容量アップ。もちろん、フューエルレギュレーターやデリバリーパイプなども強化済みだ。

 

 

軽量かつ排気効率にも考慮されたオリジナルのマフラーは80φのフルチタン製。高回転までスムーズにタービンを回すだけでなく、低回転でのトルクを犠牲にしない絶妙な設計が施されている。

 

 

ストリートスペックへのリメイク時に交換された車高調は、HKSのハイパーマックスMAX IV-SP。サーキットユースにまで対応できる懐の深さと、ギャップやうねりの多いストリートでの快適性を兼ね備えていることからチョイスされたものだ。LSDはクスコのRSで、フロント1ウェイ、リヤ1.5ウェイを奢る。

 

 

足回りの見直しとともに、新たに導入されたランデュースオリジナルのブレーキシステム。フロントは8パット+380mmローター、リヤは6ポット+356mmローターという組み合わせだ。

 

 

タイヤはストリートからサーキットまでをカバーし、高いグリップ力を発揮するアドバンネオバAD08R(265/35-18)を装着。美しいコンケイブを描く5本スポークのホイールは、アドバンレーシングGT(9.5J+28)だ。

 

 

エアロパーツはランデュースとバリスのコラボアイテムでフル武装。ランエボX特有の「ジェットファイターグリル」をデザインに取り込みつつ、より戦闘的かつスタイリッシュなフォルムを作り上げている。

 

 

足回りを中心とした快適性の向上が図られているものの、タイムアタック仕様として鍛え上げられたパフォーマンスは今も健在。セントラルサーキットでの試乗テストでは、1分28秒340という好タイムをアッサリとマークしたのだ。

 

完成されたチューンドはサーキットからストリートまで、幅広いステージで安心して楽しめるということを実証した1台だ。

 

●取材協力:オリジナルランデュース 岡山県倉敷市三田118-1 TEL:086-464-0606

 

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