「ロー&ワイドすぎる4代目ムーブの衝撃」奥深きカスタム軽カーの世界

公開日 : 2020/09/14 06:30 最終更新日 : 2020/09/14 06:30


ミリ単位の計算で作り上げた拘りのツライチセッティング

 

魅せるに拘ったL175Sムーブの衝撃

 

福島県でM’s.Garageという鈑金屋を営むオーナー。1万円で後輩からムーブ(L175S)を買ったものの、結局ノーマルで乗り続けるのが嫌になり、カスタムに着手。気がつけばこの着地レベルの極低仕様が出来上がっていたそうな。

 

 

なんといっても注目はフェンダーワーク。ホイールはESM 002Rの15インチ9Jマイナス20という強烈なサイズだが、ミリ単位でツラを合わせて作っていったという拘りっぷりだ。前後ともにスムージングされているため分かりにくいが、フロントはバンパーからの立ち上がりが自然に見えるよう意識した2分割式、リヤはそれにドアパネルが加わる3分割構造となる。

 

 

このツライチのために、ノーマルでは不可能なネガティブキャンバーを与えているのもポイント。フロントはロアアームを一度切断して延長&L字加工を実施。これによりタイヤを外側へと追いやりつつ、ロアアームの取り付け角を矯正しているのだ。

 

 

一方のリヤも、アクスルのブラケットを溶接加工してキャンバー角を増大。ダンパーには、市街地走行を問題なく行えるようにエアサスが投入されている。

 

 

エアロパーツはKLCをベースに、シャコタン化に合わせて丈を詰めるなど対策を実行。ボディカラーはブルメタとレッドパールを混ぜたオリジナルで、ドアからクォーターにかけては光の当たり方で模様が浮き出るペイントも施されている。

 

 

また、ドレスアップ系イベントで注目を集めるためには音響も重要ということで、トランクにはド派手なオーディオシステムを搭載。鎮座する4本の15インチコーンはメインスピーカーの役割。その裏側に積まれた2連ウーファーよりも大きいサイズで、中音域も身体がシビれるほどの音圧が流れるようになっているのだ。

 

 

極限のロー&ワイドを求めて徹底的に手が入れられたムーブ。ナリは小さくてもカスタムレベルは超一線級、そんなギャップが魅力的な1台だ。