「クルマのエアコンもオイル交換でリフレッシュ!」R134aはもちろん旧型のR12ガスにも完全対応

公開日 : 2020/08/28 11:00 最終更新日 : 2020/08/28 11:00


旧型のR12ガス仕様でもライン洗浄が可能!

 

エンジン同様に、エアコンもオイル交換でリフレッシュできる

 

今年も猛暑の夏が続いている。こうも暑いとドライブ中は常にエアコンON状態なわけだが、以前より効きが悪く感じたりコンプレッサーから異音が聞こえてくるような場合は要注意。クルマのエアコンをメンテナンスフリーと考えている人は意外と多いが、エンジン同様に経年劣化する部分なのだ。

 

 

温度センサーの故障やフィルターの役目を担うレシーバーの目詰まり、コンデンサーの劣化、冷媒ガス抜けなどエアコンにまつわるトラブル事例は様々だが、古い年式のクルマで最近増えているのがコンプレッサー不良だ。構成パーツや潤滑オイルの劣化、それに伴う油膜切れや摩耗、焼き付きなどである。

 

 

「コンプレッサーがトラブルを起こすと、摩耗粉や金属片が冷媒のラインに混入して、新しいコンプレッサーに交換してもすぐに壊れるんです。R32スカイラインのお客さんがまさにその症状で悩んでいて…」とはメカドック大槻代表。

 

 

こうなると、コンデンサーやエバポレーターなどを一度外してパーツクリーナーで徹底的に洗浄して不純物を取り除く作業が必要になるわけだが、それでも完璧にリフレッシュすることは難しい。だからと言って、専門業者に作業を依頼すると修理費用がかさむ。

 

「ライン洗浄機もありますが、世に出回っているのはR134aガス専用ばかり。でも、R32は旧式のR12ガス。色々なお店に問い合わせましたが全て断られて、本当に困りましたよ」。

 

 

そこで何か良い方法はないかとリサーチしていたところ、ついにR12&R134a対応の洗浄機を発見。迷ったものの、メカドックに集まるユーザーの多くはR12ガス仕様のスポーツカーであることを考え、先行投資の意味も込めて導入に踏み切ったという。

 

「使ってみたら、一発でリフレッシュできました。よく考えられている洗浄機で、年式問わずどんなクルマに対応できるのもメリットですね」。

 

 

この洗浄機は、特殊な洗浄液を泡立てながらライン内に送り込むことで汚れを落とし、その汚れはフィルターで確実にろ過、溶剤を循環させるために長時間の洗浄を可能にしている。また、古いコンプレッサーオイルも同時に抜き取るため、完全なリフレッシュが可能なのだ。

 

 

メカドックでは、様々な車種のエアコンラインとワンタッチで接続できるようにするためのアタッチメントも用意。これにより9割以上の市販車に対応できるそうだ。

 

 

洗浄機から汚れを分離するためのフィルター。1ミクロンの細かさで確実に異物や汚れを受け止めるわけだが、メカドックでは毎回新品に交換している。

 

 

作業の手順を簡単に説明すると、配管チェック→ガス回収→ライン洗浄→コンプレッサーオイル注入→エアコンガス充填…という流れだ。

 

 

今回は17年間ノーメンテのEG6シビックでライン洗浄を行なったが、無色透明の洗浄液が黄色く変色していた。「こうした汚れが徐々にコンプレッサーを痛みつけていくんです。導入のきっかけになったR32スカイラインは真っ黒になっていましたよ」と大槻代表。

 

続けて「コンプレッサーって重要なんですよね。クランク軸からベルトを介して駆動させるため、これが油膜切れを起こしたり、本体が劣化していると駆動時に明らかにエンジンが重くなりますから。逆に、新品オイルにするだけでも抵抗が減ってレスポンスアップを体感できる場合もありますよ」とのこと。

 

 

ちなみに、メカドックでのエアコン洗浄費用は、基本工賃:2万円、洗浄液:4000円(1L)、1ミクロンフィルター:1000円、コンプレッサーオイル(約200cc):4000円。ここにエアコンガス注入費用(R12代替:3000円/本、R134a:1600円/本)が加わって、おおよそ4万円。

 

「エンジン同様に、エアコンもオイル交換でリフレッシュできるということを理解していただきたいですね。そして、R12ガス仕様のクルマでライン洗浄を行えるショップは非常に少ないです。困っている方は一度ご相談ください」。

 

 

ちなみに、メカドックでは「WEB OPTIONを見た」で基本工賃が4000円引きになるキャンペーンを実施するとのことだ。「最近エアコンの効きがおかしい」と感じたら、このタイミングでリフレッシュを検討してみてはいかがだろうか。

 

●取材協力 メカドック 埼玉県富士見市下南畑661-1 TEL:049-265-4987

 

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メカドック

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