「BNR34用の電子制御ダンパー!?」アラゴスタが開発を進める次世代の車高調に迫る

公開日 : 2020/08/22 15:00 最終更新日 : 2020/08/22 15:00


走り方や路面状況に応じて減衰力をリニアに制御

 

ターザン山田を開発ドライバーに迎えテスト中!

 
高品質なサスペンションキットとして、本物指向のユーザーから人気を集めるアラゴスタ。オランダ生まれのこのダンパーの特徴とも言えるのが高い精度への拘りだ。

 

最上級スペックのタイプSに採用されるアルミ鍛造シリンダーは、0.2ミクロン単位の表面精度で仕上げられ、ホーニング処理により真円度を高める。さらに、硬質アルマイト仕上げの約4倍という耐摩耗性を誇るカシマコーティングを実施。フリクションの極限まで抑え込むなど、拘りは枚挙にいとまがない。

 

 

そんなアラゴスタが、新たに電子制御式の『タイプSA・АCE』をラインナップする。刻々と変化する路面状況に合わせてリニアに減衰力を制御するというこの車高調キット、Gセンサーの情報を元に専用プログラムにてソレノイドバルブを制御。オイル流量を変化させることで、減衰力を最適にコントロールする。

 

車内にはタッチパネル式のコントローラーが設けられ、前後それぞれのロールやピッチングを5段階で調整できる他、5つの制御データを記憶することも可能。つまり、街乗りや峠、高速、サーキットなど、ステージに応じて最適なセッティングに即座に切り替えられるというわけだ。

 

 

ダンパーは、小型モーターで減衰力を変えるタイプではなく、メーカー純正で採用されているものと同様のダンパー内部に電磁バルブを組み込むタイプ。基本スペックはタイプSに準ずる仕様となり、BNR34用はフロント11kg/mm+テンダー3kg/mm、リヤ8kg/mmの設定だ。

 

 

「ボタン操作ひとつでフィーリングはかなり変わる。バネレートや減衰力のバランスなども含めて、非常に良い仕上りだと思う」とは、と、長年アラゴスタでテストドライバーを務めてきたターザン山田選手。

 

続けて「ただ、ロールなどの設定を最強にすると少し硬い印象がある。BNR34用は保存指向のオーナーもいるからもう少し乗り心地を重視した方向に振っても良いかも。そうすれば高速の継ぎ目などでの突き上げ感も抑えられると思う」。

 

 

このダンパータイプは減衰力特性をプログラミングにより変更可能だ。今後はそうした意見を元に、さらに最良のサスキットを目指して開発が進められる。

 

販売予定価格は58万円。世界的な需要から、今やスーパーカーと言える領域まで価値が上昇しつつあるBNR34。そのフットワークのアップデートには最適なアイテムが間もなく登場するのだ。

 

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