「ランエボ8の速さを再確認!」ブーストアップでも250キロオーバーの実力

公開日 : 2020/08/16 05:30 最終更新日 : 2020/08/16 05:30


ブーストアップ仕様の極限値

 

 

230km/hまではスムーズそこから先が長かったかな

 

以前は筑波サーキットメインで走っていたというブーストアップ仕様のランエボ8。ライトチューン仕様だが、速さはかなりのもので、袖ヶ浦フォレストでは、最終コーナーをポルシェ911 GT3と同時に立ち上がってホームストレートエンドで前に出たこともあるそうだ。

 

また、OPTION誌の最高速テストでも254.7km/h(GPS型計測機)をマークし、他の参加者を驚かせた。

 

 

エンジンルームで変わっているのはエアクリーナーくらい。ブーストアップであれば容量的に十分ということで、インタークーラーは純正のままだ。また、F-CON Vプロで燃調と点火時期のセッティングを突き詰め、エアフロレス化を行っているのがポイント。ブースト圧1.4キロ時に最高出力340psを発揮する。

 

 

マフラーはメインパイプ径90φのワンオフチタンマフラーに交換。75φフロントパイプと併せて排気抵抗の大幅な低減を実現している。その他、マルシェすじがねくんやロワアームバー、ドゥーラックフロアサポートバーやトランクエンドバーなどでボディも補強。

 

 

足回りはスーパーオーリンズ(F12kg/mm R10kg/mm)を軸に構築。ブレーキはパッドのみウィンマックス製に交換して、フロントは純正同サイズのエンドレス製2ピースローターもセット。ファイナルは4.583だ。

 

 

ホイール&タイヤに関しては、普段はアドバンレーシングRS+245幅のアドバンネオバを使っているが、撮影時はラリーアート製ホイール+235幅のSドライブの組み合わせだった。ちなみに最高速250キロオーバーした時のセットがこれだ。

 

 

室内はストリート然とした仕上がり。ステアリングはKEY’S RACINGのレザーだ。Aピラーに装着されるのはデフィ水温&油温計。ブースト圧はセンターコンソールに装着されたHKS EVCⅣで制御され、ブースト計としても機能している。

 

 

改めて最高速アタック時のロガーデータを検証すると、230km/hまではコンスタントに3秒台前半を刻んでいるのに対して、230~240km/hが6.2秒、240~250km/hが10.2秒と伸びが鈍っている。つまり、ライトチューンのCT9Aでは“230km/hがひとつの壁”というわけだ。

 

 

とはいえ、手軽なブーストアップ仕様でも250km/hオーバーを狙えるランエボの底力はやはり一線級。ステージを選ばない速さは、まさに生粋のオールラウンダーだ。