「FRスカイラインに拘る!」車重1100キロの軽量ボディで戦うECR33

公開日 : 2020/07/30 13:00 最終更新日 : 2020/07/30 13:00


レーシーな作り込みが冴えるサーキットスペシャル

 

オートポリス2分切りを狙うチューンドECR33!

 

ハイマウント化したGTウイングやカーボンドアパネルなど、スパルタンな雰囲気を醸し出すECR33スカイライン。このマシンは、山口県のショップ“Tセレクト”が手がけたサーキットスペックだ。

 

 

エンジンはRB26DETTをスワップ。腰下にHKSの鍛造ピストンを組み込み、ヘッドにはナプレック謹製のハイレスポンスキットを投入。8000rpmまで鋭い吹け上がりを見せるチューンドユニットに仕上げられている。

 

 

タービンはピックアップに優れるGT2530ツイン仕様で、最大ブースト圧1.6キロに550psを発揮。エンジンマネージメントはF-CON Vプロで、エアフロレス化も実施。インジェクターは600ccへと容量アップ済みだ。

 

 

冷却チューンも抜かりはなく、HKSの3層インタークーラーや32段オイルクーラー、オリジナル3層ラジエターなどを装着。連続周回を続けても問題ないクーリングパートを構築している。

 

 

足回りはジールファンクション車高調で、スプリングレートはフロント12kg/mm、リヤ8kg/mm。イケヤフォーミュラの調整式アームやニスモ強化スタビも組み込む。ブレーキはブレンボキャリパー&355mmローターを投入してストッピングパワーを強化している。

 

 

フル溶接留めのロールケージを張り巡らせて美しく仕上げられた剛強ボディは、ドンガラ状態から8年かけて製作したという大作。ミッションはOSフルクロスで、ファイナルは4.1に変更。センターコンソールにはデフィの追加メーターが並ぶ。

 

 

カーボンドアパネルやアクリルウインドを投入するなど軽量化も徹底。車重は約1100キロ(純正は1400キロ)と完全にライトウエイトの領域だ。

 

 

オートポリス2分切りを目標に製作を進めているというこのマシンだが、取材時はエンジンに息継ぎ症状が出てしまい2分8秒台に留まった。本領発揮とはならなかったものの、オーナーの感触としては目標タイムは十分射程圏内。今後の進化に注目したいマシンだ。(OPTION2誌2012年12月号より抜粋)