「目指すはストリート最強のFD3S!」名物REチューンプロデューサーが手がけた渾身カスタム

公開日 : 2020/07/27 06:30 最終更新日 : 2020/07/27 06:30

心臓部は雨さん手作りのチューンド13Bを搭載

 

ロータリーチューンの楽しさを伝え続ける存在

 

「REチューニングの総合商社」をコンセプトに、マツダロータリーエンジン搭載スポーツマシンのトータルカスタマイズコーディネーターとして知られる“伊藤笑会”。

 

 

そんな伊藤笑会のクラブチームであるCRSが、7月某日に「伊藤笑会プレゼンツCRS withチーム絆」というツーリングイベントを決行した。タイトルを見てピンと来た人もいると思うが、関越自動車道の三芳PAに集合して目指した場所は群馬県渋川市にある頭文字D公認カフェ「D’z Garage」だ。

 

 

当日はFD3Sを中心にFC3S、RX-8などを合わせて約40台のマシンが参加。オーナーそれぞれの理想を追求したカスタマイズは見応え十分で、できれば全て紹介したいところだが、まずは伊藤笑会のセブンカスタムを代表する存在と言える一台をピックアップしよう。

 

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「伊藤笑会零号機@デモカーとしぞー号」と命名された1998年式4型FD3Sベースのマシンは、伊藤笑会代表の伊藤さんの愛車だ。マシンのコンセプトはずばり“ストリート最強車両”。

 

高速クルージングやワインディングでのパフォーマンスはもちろん、ちょっとした旅行やツーリングに至るまで、どんなステージでもオールマイティで速く快適であることを目指しているのだ。

 

 

レクサスのブルーイッシュホワイトでオールペンされたエクステリアは、RE雨宮のAD-GT3キットをベースにオリジナル加工を施して仕上げたものだ。

 

 

AD-GT3フェンダーのダクトに合わせてボンネットにもエアダクトを追加。GTウイングは伊藤笑会オリジナルの幅1443mmタイプを装着している。

 

 

ボンネットの下に収まる13B-REWエンジンは、命を安心して預けられる信頼性を重視したもの。雨さんの愛称で知られるRE雨宮の雨宮勇美代表が自らオーバーホールしたもので、トルク感が失われないようにバランス取りと段付き修正程度の内容としたものだ。

 

 

スロットルボディやサージタンクはバフ掛け仕上げとして、美しいエンジンルームを作り上げている点にも注目だ。

 

 

補器類は、エアインテークがHKSスーパーパワーフローの他、インタークーラーとラジエターのVマウント化で過給効率を向上させている。エンジン制御はアペックスパワーFC、ブースト制御は大容量ソレノイドを持つトラストのプロフェックとしてレスポンスを追求している。

 

 

エキゾーストには、RE雨宮と伊藤笑会のコラボレーションにより再リリースされたフルチタンタイプのドルフィンテールを採用。圧倒的な軽さはもちろん、ドルフィン構造による消音効果が街乗りにも対応するスポーツサウンドを実現したのが特徴。LEDタイプのリヤリフレクターやバッグフォグは伊藤笑会のオリジナル品だ。

 

 

Dシェイプステアリングにバケットシートがインストールされたインテリアも、走りと快適性の両立というコンセプトが分かる部分だ。

 

 

カーボンフードに収まるのは、BF加工された純正メーター。カーボンルックサイドブレーキノブは伊藤笑会のオリジナルとなる。

 

 

ホイールはエンケイNT03RR(F10J×18+22 R11J×18+16)、タイヤはフェデラルRS-RR(F255/35R18 R265/35R18)となっている。

 

 

中学生の時に出会ったFC3Sをきっかけにセブンのカッコ良さに目覚め、雨さんとの出会いでロータリーの世界にドップリはまったという伊藤さん。大手カー用品店勤務の時代には、伝説と呼ばれるロータリーイベント開催の立役者として知られる。

 

今回のツーリングでも、昼食やミーティング場は貸切会場を確保してコロナ感染対策を徹底しながら「しっかりと準備をしてコロナ渦における新たなコミュニケーションの形を提案したいと思い決行しました」とのこと。

 

 

今後も様々なプロジェクトを仕掛けつつ、ロータリーチューンの楽しさを伝える伝道師として、この“伊藤笑会零号”と共に業界を盛り上げていってくれるはずだ。

 

●取材協力:伊藤笑会

 

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伊藤笑会

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