「メカドルR珍道中」レーシングドライバー谷口信輝が筑波でメカドルRに緊急試乗!

公開日 : 2020/07/26 16:00 最終更新日 : 2020/07/26 16:00


NOB谷口が筑波でメカドルRを緊急試乗!

 

「タイヤがダメすぎてインプレどころじゃないよ〜」

 

6月に筑波サーキットデビューを果たしたメカドルRだが、今後のチューニングの方向性を明確にするためには「プロドライバーに一度乗ってもらうしかない!」と判断。そこで我々は、レーシングドライバーの“NOB”こと谷口信輝選手に筑波サーキットでのメカドルR試乗チェックを依頼したのだ。

 

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●マシンチェック編

 

 
試乗前に軽く仕様をチェックしてもらったところ「2007年式といえば最初期モデルなのに、トップシークレッのエアロとヴァレンティのヘッドライト&テールレンズで最新モデルみたいになってて良いね」と、後期ルックへの変更は好感触。
 

 
「せっかく後期ルックにしているのにもったいない! せめてもーちょい出そうよ!」と突っ込まれたのがホイールのオフセット。走る時だけ純正ホイールに戻しているとはいえ、やや引っ込んでいる見た目が許せなかったそうだ。
 

 

「俺もGT-Rに乗ってたからね。試乗しなくてもここはダメだよ」と指摘されたのがブレーキ。とくにフロントのブレーキはすぐフェードしてしまうそうで「富士スピードウェイなら2周で多分ダメ。3周目には効かなくなるよ」とのこと。最終的には富士スピードウェイでもアタックしてみたいと考えているメカドルRなので、ここは早急に交換を検討したいところだ。

 

 

やはりと思うものの、やっぱり指摘された純正シート。「サーキットを走るのであればバケットシートは必須でしょ〜」とのことなので、ここも早めに交換したいところだ。

 

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●試乗チェック編

 

 

取材当日は雨模様で、コースコンディションはウェット状態。メカドルRの仕様は前回から変わらず、エンジンはノーマルでマフラーなどの吸排気チューンも一切なし。車高調はブリッツのダンパーZZ-RスペックDSCプラスを装着。タイヤは前後とも純正採用のダンロップSPスポーツMAXX GT600で、サイズはフロントが255/40-20、リヤは285/35-20だ。

 

 

とにかく感触を確かめてもらうということで、車高調の減衰力は自動で減衰力調整できるアドバンスドモードは使わず、中間の硬さとなる16段に設定。また、トランスミッションはマニュアルレンジのRモードで、VDC-Rはオフにして走行した。

 

 

そしていよいよ試乗開始。本来なら、撮影も兼ねて6周ほど周回してからピットインしてもらう予定だったのだが、なぜか数周で戻ってくるメカドルR。トラブル発生かと思って聞いてみたところ、「めちゃくちゃグリップしなくて、刺さる勢いだよ! 前も後ろもタイヤがダメで、ブレーキ踏んでも止まらないし、ハンドル切っても曲がらない。殺す気か!って感じだよ!」と若干キレ気味。

 

 
原因はタイヤのグリップが著しく低かったこと。タイヤの製造年はサイドウォールに刻印されており、下4桁の数字が製造週、製造年の順に記載されている。このタイヤの場合は0714なので、2014年7週目に製作されたということになる。まだまだミゾが残っていたのでイケると思っていたが、そこが大きな間違いだったのだ。
 

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●NOB谷口の総評

 

 

タイヤが本当にダメだったね。まぁ、2014年製造だからド前期ではないんだけど、ゴムが硬化しててブレーキ踏んでも止まらないわ、ハンドル切っても曲がらないわで、インプレどころじゃなかったよ。

 

とにかくまずはタイヤ交換が最優先で、つぎはブレーキローターとキャリパーかな? 純正のままじゃ、富士スピードウェイを走ったら2周が限界だからね。

 

サーキットを走る上でひとつアドバイスをするならば、基本的にはスローインファーストアウト。重たくて旋回性能もそんなに高くないクルマなので、しっかり入り口で車速を落として、やさしく曲がって早く立ち上がっていく。4輪駆動なのでパワーを使って速く走るということを意識してやってみてください。それでは、検討を祈ります!

 

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こうして終了したNOB谷口チェック。とりあえずは指摘されたポイントを早急に直した上で、機会があれば再試乗。同時に、インカー動画もバッチリ収録しているので、正ドライバーの粟野如月さんにも観てもらって、タイムアップを目指していきたいところだ。