「180SXに官能的なメカチューン2JZを搭載!」名門C&Yが手がけた仰天サーキットスペック

公開日 : 2020/07/21 05:30 最終更新日 : 2020/07/21 05:30


心臓部は2JZ改3.4Lメカチューン+NOS!

 

官能的なサウンドを響かせる異色のサーキットスペシャル

 

シルビアにRB26DETT、アルテッツァに2JZ-GTE、RX-7にVQ35DEなど、エンジンスワップの多彩な実績を数多く持つC&Yスポーツ。斬新な換装マシンの製作は、いつも代表である知念さんの閃きと「載せてみたい!」という情熱からはじまる。

 

ここで紹介するチューンドもまた、そんな知念さんの想像力が作り上げた作品だ。C&Yスタッフ全員の遊びグルマであるこの180SXは、ドラッグレース派の多いスタッフたちが「周回やドリフトもやってみたい!」ということで、本格的なサーキット走行に対応できるように製作された。

 

 

エンジンはいつものように「2JZ-GE(NA)の6スロ仕様を搭載してみたい」という、知念さんの閃きで決定。以前S13シルビアに2JZ-GTEを換装したこともあるため、基本的な換装ノウハウは問題なしだ。

 

エンジン本体は、HKSの鍛造鍛造ピストンキットや削り出しクランクシャフト、H断面コンロッドで構成されたキットを用いて3.4L化。さらにヘッドにはナプレックの鍛造ビッグバルブやオリジナルのハイカムをインストール。NAらしい鋭い吹け上がりを実現しつつ、十分過ぎるほどの強度的余裕も持った330ps仕様としている。

 

 

4気筒が入っていたスペースに6気筒を換装することになるため、エンジンはバルクへッドぎりぎりに寄せて載せ、スペースを稼ぐとともに重量バランスを改善。重要な6連スロットルは、AE111用1セット+半分を流用したワンオフ品を搭載している。

 

 

ストレートなどエクストラパワーが必要なタイミングに備えて、各気筒に燃料と亜酸化窒素を噴射するノズルを設けたシーケンシャルショットを搭載。NOSのボンベは室内の助手席位置にマウントしている。全噴射時は130psの上乗せが可能で、ターボ車勢にも引けを取らない加速を実現する。

 

 

エキゾースト環境は、サーキット専用機ということでサイド出しで構築。直6メカチューン特有のハイトーンサウンドは官能的だ。

 

 

ワイドフェンダー+貼り付けオーバーフェンダーを装備し、フロントに265/35R18、リヤに295/35R18サイズのハンコック・ヴェンタスTDをセット。サスペンションはエナペタル製だ。

 

 

室内は純正のダッシュボードにデフィのマルチメーターを埋め込むなど、スパルタンでありながらもスマートな作り。ミッションはゲトラグ6速を搭載している。

 

 

リヤのストラットタワー上にボックスを作り、そこから溶接留めのロールケージを這わすなどボディ補強も入念に行われている。リヤのラゲッジスペースには安全タンクにコレクタータンク、さらにGTウイングのマウントが鎮座する。

 

 

これらのメイキングによって、岡山国際のバックストレートでは220km/hのトップスピードをマークするなど、メカチューン仕様としては驚異的なスペックを実現。見せかけだけのスワップでは終わらせない、ハイレベルなトータルチューニングはさすが名門である。

 

●取材協力:C&Yスポーツ 愛知県愛知郡東郷町大字春木太子32 TEL:0561-38-8325

 

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