「GRスープラは2.0L仕様が熱い!」B48エンジンを400馬力まで導くハイフロータービンが登場!

公開日 : 2020/07/20 06:30 最終更新日 : 2020/07/20 06:30


純正下取りなら16万円という低価格!

 

純正ベースのハイフロータービンという選択肢

 

GCGターボがレボリューションとタッグを組んで開発を進めていた、GRスープラ(SZ&SZ-Rグレード)用のハイフロータービンを完成させたという情報が舞い込んできた。

 

 

純正ベースで加工製作されたGCGターボ製のハイフロータービンは、400ps+αの風量になる設計との事。ちなみに、2.0LのB48エンジンにセットされる純正タービンはハネウェル製なので、ギャレットと同じ系列。対して、3.0LのB58エンジンにセットされている純正タービンはボルグワーナー製で、EFRなどと同系列ということになる。

 

このハイフロータービンはすでにレボリューションのデモカーに組み込まれ、セッティングも終了している段階との事だが、その性能は目を見張るものがある。

 

 

純正状態の最高出力は200ps弱(ブースト0.7キロ)。トヨタ86にECUチューンを施した車両とさほど違いのない数値で拍子抜けだが、これが現実なのである。

 

 

ここにハイフロータービンを投入し、ECUは完全ノーマル状態で計測するとピークは270ps(ブースト0.7キロ)をマーク。タービンのキャパシティ分しっかり出力は高まっているが、まだタービンが効率的に稼働しているとは言い難い状態だ。

 

取り外された純正のインテーク系パーツ

 

その後、ECUチューンを行ってブースト圧を高めていったが、なぜか350ps弱で出力の向上が頭打ち。セッティングをいくら攻め込んでも結果は変わらず、しばし悩む青木代表であったが、豊富な経験に基づくデバック作業ですぐに原因を究明。

 

パワーが上がらない原因は、何とサクションパイプの詰まりだったのだ。というのも、サクション経路にリストリクターのような絞り込み箇所(意図的?)があり、これがボトルネックとなって吸気量が飽和していたのである。

 

 

このリストリクター部を含めて、吸気系をレボリューションのパイピングキットとカーボンラムエアーインダクションボックスに変更してみたところ、問題はあっさり解決。ブースト1.7キロ時に370ps/6500rpm、60kgm/2700rpmという強烈なパフォーマンスを発揮してみせたのだ。

 

 

ちなみに、セッティングした日は気温が30度近くまで上がり、吸気温度も約50度と完全に熱ダレ状態だった。レボリューション青木代表いわく「経験で言うと、気温10度で約10psのロストが起こるので、真冬に計測すればこの状態でも極めて400psに近い数値になりますよ」とのこと。

 

気になる価格は、純正下取り加工の場合は16万円。新品タービンを使用した場合は29万6000円だ。

 

 

車両納車の関係で若干SZ系の方が開発は先行しているが、GCGターボではRZ用ハイフロータービンも現在開発中とのこと。全GRスープラオーナーは、GCGターボのチューニング動向に注目していただきたい!

 

●問い合わせ:GCGターボ TEL:043-216-4921

 

【関連リンク】

GCGターボ

https://www.gcgturbo.co.jp/