「元D1ドライバーが手がけた技アリのR32ドリフト仕様」単なるRB25スワップでは終わらせない!

公開日 : 2020/07/13 06:30 最終更新日 : 2020/07/13 06:30


心臓部はRB25DET改TD06SH-25G仕様で450馬力!

 

独自のチューニングで覚醒したR32ドリフト仕様

 

鮮やかなボディカラーが特徴的なR32スカイラインタイプMの登場だ。手がけたのは、D1GP参戦経験を持つ富久田代表率いる“TSファクトリー”。定番のRB25DET換装仕様だが、実戦に基づく独自のチューニングを加えながら、ポテンシャルを大きく引き上げているのが特徴だ。

 

 

心臓部のRB25DETは、インテーク&エキゾースト側ともに256度8.5mmリフトのHKSハイカムを投入した上で、耐ブースト性を高めるべく東名パワードの1.5mmメタルガスケットをセット。ライトなヘッドチューンでまとめ上げている。制御はF-CON Vプロだ。

 

また、振動によるオイルポンプの破損を防止するために、パワステポンプをオセットさせた上でRB26用のクランクプーリーを移植している点も見逃せない。

 

 

そしてタービンは、ノーマルEXマニにTD05&06系のウエストゲート式タービンを合体するためのアップセットアダプターを開発。これによりTD06SH-25Gをスマートにオーバヘッドマウントし、最大ブースト圧1.5キロ時に450ps/45kgmを発揮させているのだ。

 

 

フロント側にスロットルが組まれたサージタンクは、TSファクトリーのオリジナル(4万1040円/ノーマル下取り)。パイピングを製作しなくてはならないが、RB20/25搭載車オーナー憧れのターンフロー化がリーズナブルに実現できる。さらに、配管が短くなる分レスポンスアップにも貢献する。

 

 

インタークーラーはコアサポート内に中置きマウント。これはレスポンスアップと共に、ドリフト走行で起こりうるクラッシュ時のダメージを減らす事を目的としたメイキングだ。

 

 

サスペンションはJICのFLT車高調を軸にセットアップ。ドリフト仕様のため、切れ角アップナックルを投入し、ロアアーム延長やメンバー加工など、細部まで手が入れられている。ブレーキはECR33純正を移植して強化済みだ。

 

 

室内はアンダーコートまで撤去して軽量化を推進。ターゲットはナンバー付きのチューニングカーで出場できるドリコンのため、サイドバー付きロールケージや消火器などの安全装備もインストールされている。ミッションはECR33純正の5速だ。

 

 

リヤフェンダーはFRPのワイドフェンダーを貼り付けることでワイド化。255/40R17サイズのポテンザRE-01Rを収める。

 

 

よくある定番仕様と思いきや、その実はチューナー兼エキスパートドリフターのアイディアが注入されたハイチューンドスペックなのである。

 

●T.Sファクトリー 栃木県日光市板橋2334-1 TEL:0288-27-1049

 

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