「このFK7シビックハッチバックはタイプRキラーすぎる!」ビッグタービン化で動力性能は2.0Lターボを凌ぐ!?

公開日 : 2020/07/07 05:30 最終更新日 : 2020/07/07 05:30


FK7を覚醒させるビッグタービンキットもついに完成

 

タイプRキラーの戦闘力は伊達じゃない!

 

現行シビックのチューニングはタイプRがメインストリームとはいえ、1.5LのVTECターボエンジンを搭載するシビックハッチバックも潜在能力は非常に高いホットモデル。それを証明するために、FK7シビックハッチバックのチューニングを進めているのがホンダ車チューンの名門“スプーン”だ。

 

 

すでに、筑波サーキットでのラップタイムはノーマルのシビックタイプRを上回っているほどだが、スプーンでは“タイプRキラー”としてのパフォーマンスをさらに高めるべく、チューニングを進化させ続けている。

 

 

1.5LターボのL15Cは、発売間近のオリジナルターボキット(予価:30万円)で武装。これはMHI製のボルトオン設計で、ハウジング容量やブレード形状の最適化によって、低速トルクと高回転でのパワーを両立させているのが特徴だ。

 

 

パワーアップ率はかなりのもので、燃料系はノーマルのままHONDATAのECUチューンで、ブースト1.8キロ時に実測275ps&41kgmというパワーを獲得している。

 

 

60φフロントパイプも含めたフルエキゾーストタイプで、高トルク、ハイレスポンスを追求したN1マフラー。砲弾型サイレンサーは迫力の127φだ。

 

 

サスペンションには、ドイツKW社のネジ式車高調ベースのオリジナル仕様(FR8kg/mm)をセット。サーキット走行をにらんだややハードなセッティングが施されている。しっかり4輪を接地させながら、オリジナルLSDでガンガン引っ張っていくFFチューンドならでは味付けだ。

 

 

ホイールはオリジナルのSW388(8.5J×18+45)で、タイヤにはポテンザRE-71R(235/40-18)を組み合わせる。ブレーキは、フロントにオリジナルの6ポットキャリパーシステムを奢る。

 

 

すっきりとまとめられたインテリア。オリジナルのフルバケットシートは、高いホールド性はもちろん純正比5kg減の軽さも魅力だ。

 

 

シャープな走りの実現で効果絶大なのが軽量化。デモ車にはカーボンボンネットに加え、ルーフウイングを装着しているリヤゲートもアクリルウインドウ装着のカーボン製。トータルでの軽量化は約50kgに及ぶ。

 

 

今回は、この大容量タービンキットの性能を探るために高速周回路でのテストを敢行。その結果は驚くもので、0〜50キロ加速:3秒56、0〜100キロ加速:7秒58、0〜150キロ加速:13秒34、0〜200キロ加速:23秒70という、2.0Lターボのチューンドカーに近い記録をマーク。そのまま加速を続け、250.90キロまで最高速を伸ばしたのだ。

 

 

なお、最高速はまだ伸びそうであったが、パワーとギヤ比の兼ね合いから250キロ以降は厳しいと判断。踏み切れば260キロは超えたのではないかというのが、ドライバーを務めた稲田大二郎の感想だ。

 

 

「テンロク時代のタイプRのような軽快感と、FK8を超えるためのパフォーマンス獲得を目指してきましたが、その核となるターボキットも完成しました。発売時はHONDATAの専用セッティングデータも用意しますので、ご期待ください」とは、スプーン城本さん。

 

FK7シビックハッチバック乗りに夢を与え続けるスプーン。タービンキットの正式リリースを含め、今後の動向が注目だ。

 

●取材協力:スプーン 東京都杉並区荻窪5-2-8 TEL:0120-122-095

 

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