「スポーツカー顔負けの快速M35ステージア、現る」VQ35改3.8L+GTスーパーチャージャーで武装!

公開日 : 2020/06/30 06:30 最終更新日 : 2020/06/30 06:30


実測357.5ps&47.5kgmを発揮する過給機チューンドワゴン

 

GTスーパーチャージャーをさらにブーストアップ!

 

ローコンプ仕様のパワーエンタープライズ製3.8Lキットを組み、さらにHKSのZ33用GTスーパーチャージャーキットを装着。その時点でかなり過激な仕様と言えるが、オーナーはそれで満足できずにHKSテクニカルファクトリーを訪れた。

 

 

「VQ35の3.8L化とスーパーチャージャー装着は他店で施工しているのですが、ブーストアップしたいって事でウチにいらしたんですよ」とは、HKSテクニカルファクトリー菊池さん。

 

 

ブーストアップの方法は、スーパーチャージャー本体のインデュースにあるリストリクターの撤去とプーリーの小径化によるもの。

 

 

Z33用キットのGTS7040は、吸気口を絞るリストリクターが設けられている。これを削り取れば吸気量は増加するが、そのままではインペラーの回転は変わらないので、最大ブースト圧は落ちてしまう(0.6キロ→0.5キロ)。そこで、プーリーを標準の95φから90φに小径化し、最大ブーストを0.7キロまで引き上げているのだ。

 

 

燃調や点火時期の制御はF-CON Vプロが担当、合わせてエアフロレス化も敢行して吸気抵抗を低減。燃料系はメインインジェクターを480ccに大容量化している。なお、排気系もさすがにノーマルというわけにはいかないため、HKS製のスポーツ触媒とセンターパイプ、ジース製リヤマフラーを装備する。

 

 

インタークーラーやパイピング類はZ33用キットの標準をセットする。現状では容量も問題ないそうだ。

 

 

オイルパンスペーサーで油量を約2.0L増量しているが、5速ATはさらなる対策が必須。スーパーチャージャーはトルクが一気に立ち上がる事はないが、最大47kgmものトルクに加え、オーナーがマニュアルのようなシフト操作を好む事もあって滑り気味なのだ。強化ATの設定がないため、現状は油圧アップしか手はないという。

 

 

こうして仕上がったM35ステージアは、ダイノパック計測(係数1.0)で357.5ps(キット標準316ps)を発揮。さらに最大トルクも47.5kgmに達するなど、ジェントルなルックスとは裏腹に、過激さを一層増した最強のツーリングワゴンに変貌したのだ。
 
●取材協力 HKSテクニカルファクトリー 埼玉県戸田市美女木5-2-8 TEL:048-421-0508

 

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