「暴れん坊セダンに生まれ変わったGRS182クラウン!」2JZ&ゲトラグ6速MTの最強コンビで勝負

公開日 : 2020/06/30 11:00 最終更新日 : 2020/06/30 11:00

単なるVIPスタイルとは一線を画す戦闘力

 

車高短スタイルに580psの強心臓をセット

 

トヨタのフラッグシップモデルとして君臨するクラウン。その12代目(GRS182)をベースに、見た目も走りも楽しめるラグジュアリースポーツ仕様を作り上げたのは、群馬県の“Nスタイルカスタム”だ。

 

 

心臓部は絶対的なパワーを求めて、3GR-FSEからVVT-i付きの2JZ-GTEへとスイッチ。美しさも徹底追求し、エンジンルームやヘッドカバーなどはレッドでペイントした上、サージタンクをはじめとするアルミパーツは鏡面加工を実施している。

 

 

タービンはウエストゲート式のGT3040をチョイス。2JZ-GTEとの相性は良好で、特に4000rpm以降では猛烈な加速を披露してくれるそうだ。エンジンマネージメントはF-CON Vプロが担う。

 

 

サージタンクはトラストの大容量タイプを奢るが、ボディとのクリアランスはギリギリ。換装作業が一筋縄では行かなかったことが分かるポイントだ。なお、スロットルはインフィニティQ45用(90φ)をセットし、それに合わせてインタークーラーのパイピングも90φで製作している。

 

 

エキゾースト環境は、路面とのクリアランスを少しでも稼げるようにと製作されたワンオフの4本出しスペシャルだ。

 

 

2JZ化に伴って、ミッションもJZA80スープラ用のゲトラグ6速を流用してハイパワー化に完全対応。シフトゲートは完全なワンオフだ。クラッチはORC製を装備する。

 

 

足回りは326パワーのチャクリキダンパーを軸にセットアップ。超シャコタン前提の仕様でスプリングレートはフロント32kg/mm、リヤ18kg/mmというハード設定だ。アーム類は、Tディメンドの調整式にNスタイル独自の加工を組み合わせて、フロント6度、リヤ9度半のネガティブキャンバーを与えている。

 

 

ホイールは、あえてスポーツ路線のボルクレーシングTE37SL(F10.5J+12 R11J+23)をチョイス。タイヤはナンカンNS-II(F235/35-19 R255/35-19)を引っ張りで組んでいる。ブレーキはパワーアップに備えて、GS350純正の対向モノブロックキャリパーを移植。

 

 

エアロパーツはKブレイクで統一。独特のツートーンカラーと相まって、インパクト抜群のエクステリアを構築している。

 

 

オーナーが「街中では恐くてアクセルを踏み切れない…」と言うほどの“暴れん坊セダン”に生まれ変わったGRS182。VIPやドリフトの要素も巧みに取り入れた真のクロスオーバー仕様、ハンパではない。(OPTION2誌2012年9月号より抜粋)

 

●取材協力:N-STYLE CUSTOM 群馬県邑楽郡板倉町大荷場443 TEL:0276-78-2305

 

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