「新車レベルのFD3S中古車はいかが?」ワンオーナー&室内保管&無事故&走行7000キロは役満です

公開日 : 2020/06/28 05:30 最終更新日 : 2020/06/28 05:30


カーショップLEADで発見したRX-7極上中古車を徹底検証

 

室内から新車の香りがするのは何故だろう・・・

 

初代のSA22C、2代目のFC3S、そして3代目のFD3Sと、RX-7は一貫してホイールベースをほとんど変えていない。

 

 

搭載するエンジンの前後長が一定で、乗る人間の想定寸法が決まっているのなら、2+2のFRピュアスポーツとして成立する長さはココしかないというところに、ドンビシャでホイールベースを合わせたクルマ。

 

浮ついた時代の風に惑わされず、寸法を極力動かさなかったことでRX-7のスポーツカーとしての成功は約束されていた。

 

 

無論、運動性能を高めるべく拡大されたトレッド分や、強化されたボディやブレーキ等がもたらす重量増はまぬがれなかったが、それを根性で吸収していることはFC3Sとの重量差をみれば明らかでもある。

 

まるで色褪せる気配のないその美しい外衣の中には、孤高の存在であるロータリーに対するマツダの、もはや宗教とも言える、求道にまつわる執念があったのだ。

 

 

そんなFD3Sも、生産終了から20年近くが経過している。車両の性質上、もはや日本に程度の良い中古車両など皆無に等しいのではないか。そう悲観していた矢先の、このFD3S中古車両だ。

 

 

RX-7専門店の“カーショップLEAD”で見つけたそれは、H9年式の4型タイプRBバサーストなのだが、ワンオーナー&屋内保管&実走行距離7208キロ&フルノーマル&無事故車という、役満レベルの超絶極上個体だったのである。細部をチェックしていく。

 

 

まず、エンジンルームから。ホース類や樹脂パーツに劣化は見られない。それどころかステッカー類も新品状態を維持しているではないか…。パーツ交換の形跡もないため、完全ノーマルで過ごした個体だということが分かる。もちろん、エンジンコンプレッションも標準規定値内だ。

 

 

続いて室内。大抵の中古車両は、ドアストライカーやドアヒンジの劣化などから、ドアがスムーズに開閉できない(重い)場合が多いのだが、この車両は恐ろしいほど軽やか。ドアの開閉回数が少ない証拠だ。純正ステッカーもご覧の通り、新品そのものだ。

 

 

内装は冗談抜きで新車レベル。樹脂パーツに劣化は一切なく、ダッシュボードやコンソールパネルには傷ひとつ見当たらない。フロアマットもペダルも“新車おろしたて”と表現したくなるほど綺麗だ。

 

 

使い込まれたFD3Sほど劣化が目立つコンビネーションスイッチも新品そのもの。

 

 

オーディオは純正の1DINカセットデッキを搭載。シフトノブやサイドブレーキに使用感はゼロだ。

 

 

純正シートにヤレや擦れは見られず、サイドサポートも型崩れを起こしていない。

 

 

トランクルームは、おそらく一度も使わなかったのではないかと思うほどのコンディションの良さだ。カバーをめくると新品のテンパータイヤが顔を出す。錆びているケースが多い燃料ポンプカバーもピカピカ状態だ。

 

 

外装もフルノーマルを維持。フロントバンパーは4型のため、いわゆる前期顔だ。ウインカーレンズには多少の黄ばみが見られた。純正オプションのフォグランプが泣ける。

 

 

フロアにヒットした形跡は見られず、ジャッキポイントも綺麗そのもの。排気系はもちろんフルノーマルだが、さすがに20年以上の月日には勝てなかったようで、タイコ部には錆が浮いていた。

 

 

ホイールは純正16インチにBSエクスペディアS-01(純正採用)の組み合わせ。タイヤは9部山という感じだが、経年劣化でサイドウォールはひび割れていた。

 

 

塗装やドアモール関係も美しいの一言。とても23年前の個体とは思えない…。室内保管、万歳である。

 

 

価格は車検2年付きで、398万8000円。新車価格以上の設定だが、現在の中古車相場と照らし合わせてみると、決して高くはない事に気づくはず。生涯を共にするFD3Sを本気で探している人にとっては、迷っている暇はないだろう。

 
●取材協力:カーショップリード本店 埼玉県上尾市原市325-5 TEL:048-724-0770
 

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