「エヴァンゲリオンレーシングのGRスープラ改D1GP攻略機、襲来」D1GPにサードインパクトを起こす!?

公開日 : 2020/06/17 18:31 最終更新日 : 2020/06/17 19:28


V8ターボ仕様でオーバー1000馬力を発生させるモンスター

 

2JZ全盛のハイパワー戦線に新風を吹き込む意欲作!

 

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのプロモーションタイアップにより誕生したレーシングチームが「エヴァンゲリオンレーシング」だ。2010 年の発足以降、スーパーGTシリーズや鈴鹿8時間耐久ロードレース、eモータースポーツ“JeGT”など、様々なシーンで活躍を見せている。

 

 

そんな同チームが、D1グランプリに参戦するというニュースはご存知の方が多いと思うが、ついに参戦車両である“エヴァRT初号機 GRスープラ”の全貌が明らかになった。

 

 

まずエンジンは、トヨタのセルシオやレクサスのGSといった車種に純正採用されている4.3L V8の“3UZ-FE”を換装。腰下にはオーバーサイズピストンを組み込んで4.4L近くまで総排気量を引き上げつつ、耐ブースト性を高めている。

 

 

NAのままでは勝負にならないため、ワンオフのロングEXマニを介してギャレットのG42タービンをセット。F-CON Vプロによる綿密な制御で、最大ブースト圧2.5キロ時に1100ps&110kgmを発揮させている。

 

 

トランスミッションはサムソナスのシーケンシャルミッションで、デフにはSIKKYのクイックチェンジを採用。ドリフトに重要なナックル&アーム類はワイズファブのアングルキットをフル投入して、驚異の切れ角を実現する。

 

 

ホイールはグラムライツ57FXZ。タイヤはTOYO TIRESのプロクセスR888Rドリフトで、サイズはフロントが285/35-19、リヤが275/35-18というイレギュラーな設定(予定)。また、アーム類は70mmほどロングスパン化し、それに合わせてドライブシャフトも延長加工が施されている。車高調はHKSのハイパーマックスだ。

 

 

コクピットは贅肉を削ぎ落としたレーシングカーらしいメイキングだ。シート位置は後方にオフセットされている。ステアリングハンドルはナルディのラリー、シートはブリッド、ペダルはチルトンと、このあたりは他のD1車両と変わらないパーツチョイスだ。

 

 

エクステリアはHKSが販売するワイドボディキットをインストール。これは、様々なチューニングカテゴリーへの挑戦や、過去のモータースポーツ活動で蓄積した膨大なデータを元に、空力最優先でプロダクト。フロント60mm、リヤ90mmという強烈なワイド幅を設定し、GRスープラのパフォーマンスを最大限まで引き出すスペックだ。

 

 

ド派手なフルラッピングは、アートファクトリーグラフィックスによる作品だ。

 

 

ドライバーには、マレーシアのツンクー・ジャン・レイを起用。D1GP2007シリーズのアーウィンデール戦でその名を世界に轟かせ、以降はD1中国シリーズやフォーミュラDなどで活躍。FIAインターコンチネンタルドリフティングカップにも2年連続で出場したほどの超ベテランだ。

 

 

なお、D1グランプリ2020シリーズは新型コロナウイルスの影響で、当初の予定より開幕が遅れている。7月23~24日に無観客で行われる奥伊吹ラウンドが開幕戦となる予定だが、エヴァンゲリオンレーシングは「状況を見ながら、最終的な調整によって決定します。少なくともオートポリス戦には出たいですね」と話す。

 

©️カラー

 

【関連リンク】

D1グランプリ公式サイト

https://d1gp.co.jp/