「レクサス級の快適性を持ったセリカLB!」父親へのプレゼントとして製作されたデジタル仕様

公開日 : 2020/06/14 05:30 最終更新日 : 2020/06/14 05:30


往年の高級車で現行車レベルの快適性を実現!

 

親へのプレゼントとして製作されたセリカLBモダン仕様

 

気鋭チューナー“ダディモーターワークス”で製作されたこのRA35型リフトバック(LB)のコンセプトは、快適性をレクサスと同等レベルまで向上させるというハードルの高いものだ。

 

 

というのも、このクルマは依頼主が「父親へのプレゼント」として製作を依頼したもの。その父親が現在レクサスに乗っているため、セリカLBへと乗り替えた時に違和感なくドライブできることが条件だったのである。

 

 

まずエンジン周りは、安定した電子制御が必須。もちろん換装の現実性や扱いやすさも重要だ。そこで選ばれたのが、アルテッツァ用の3S-GEエンジンだった。出力の向上はそれほど重視せず、コンフォートなスペックを目指したわけだ。

 

 

EXマニはアルテッツァ用をそのまま使い、マフラーはノーマル風に仕上げられている。エンジンルームの各部や補機類はブラックアウト、ヘッドカバーもオレンジにペイントするなど、見た目の美しさにも拘りを見せる。

 

 

クーリング系は、アルテッツァ用の社外ラジエターと純正電動ファンをセット。NA仕様のため、これで各温度は問題なく安定する。

 

 

車高調はブリッツのAE86用で、車高は日常で不具合が出ないよう高めにセット。ホイールはボルクレーシングTE37V、タイヤには静寂性を重視してアドバンスポーツをチョイスする。ホイールサイズに合わせて軽く叩き出された前後フェンダーが、外観的なアクセントにもなっている。

 

 

ほぼノーマルに見えるインテリアだが、シートは純正風に張り替えられ、シートヒーターまで組み込まれている。

 

 

フロア、バルクヘッド、クォーター内部には海外製のダイナパッドという制振材材をたっぷり張り込んでロードノイズを低減。旧車でありながら最新セダン並みの快適な室内空間が作られ、ドアを締める際の反響音なども完全に高級車のそれだ。

 

 

ステアリングコラムはアルテッツァ、パワーステアリングはAE86用の油圧&ラックを移植。ATシフト用パドルスイッチもキッチリ作動させている。メーターは純正デザインだが、EL照明を導入、新鮮な輝きを放つ。

 

 

ミッションはアルテッツァのATを移植し、センターコンソール周りをワンオフ。快適性重視ということで、ナビやオーディオももちろん装着。

 

 

リモコンエンジンスターター、集中ロックなど見えないギミックも現行車顔負けに充実。旧車とは思えない装備だ。

 

 

4灯とも変更を加えられたHIDヘッドライトは、信頼性の高い国産タイプを選んでいる。さらに、夜間走行時の快適性を求めて小型フォグランプも装備する。

 

 

チューニングカーという点で評価すれば、このマシンの性能は物足りない。しかし、このマシンのコンセプトである快適性という点においてそのクオリティは一級品。クラシックカーとは思えないその乗り味は、旧車のエンジンスワップを得意とするダディーモーターワークスだからこそ為せる技なのだ。

 

●取材協力:ダディーモーターワークス 愛知県豊明市沓掛町神明13 TEL:0562-85-9911

 

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