「これはオデッセイのタイプRだ!」DC5用ヘッド+6速MTスワップで超快感ミニバンが完成

公開日 : 2020/06/08 05:30 最終更新日 : 2020/06/08 15:27


DC5の高効率i-VTECヘッドと6速MTを移植!?

 

日本唯一の超本気な3代目オデッセイタイプR仕様

 

老舗“トップフューエル”が手がけた魔改造オデッセイの登場だ。K24A改ボルトオンターボ仕様からのステップアップとのことだが、その内容は完全に“オデッセイのタイプR化”と呼べるレベルなのだ。細部を見ていく。

 

 

ボルトオンターボ時代の出力は、純正比70psアップの230psだった。しかし、後方排気のK型エンジンではターボ化による熱害が大きい上、パワーに純正ATが対応しきれず滑りも発生していた。

 

そこで、エンジンチューニングの方向性を根本から見直すと同時に、マニュアルミッション化に踏み切ることとなったのだ。

 

 

まず、エンジンはボルトオンターボシステムをキャンセル。そしてDC5に搭載されるK20Aのヘッドを流用して高回転化チューングを敢行した。腰下はクランクシャフトとコンロッドこそノーマルだが、ピストンに加工を施し、K20Aヘッドとの組み合わせで圧縮比が11.8まで高められたハイコンプ仕様だ。

 

 

ヘッド交換に伴って、DC5用ECUでエンジンを制御。F-CON Vプロで燃調や点火時期をコントロールする。ただし、CAN通信を使っているこの型のオデッセイではメーターを正常に作動させるために必要ということで純正ECUも残されている。

 

 

ミッション本体はDC5用の6速MTをスワップ。ただ、着座位置の高いオデッセイに合わせてシフトレバーを操作しやすい位置にセットすると、リンケージの角度や取り回しに不具合が生じてしまう。

 

 

そこでリンケージのみFD2シビックのものを流用。これにより1速が左下から始まり、6速が右上とシフトパターンが逆転するいわゆるレーシングパターンになるが、慣れれば全く問題ないそう。

 

 

足回りはHKSのハイパーマックスSスタイルでセットアップ。ブレーキはトラストに特注したグレッディキャリパーを装備。フロントが6ポット、リヤが4ポット、ローターは前後ともに330mmだ。

 

 

こうして、タイプR仕様と断言しても良いレベルのパワートレインを手にしたオデッセイ。刺激的なVTECサウンドも含めて、そのクオリティはリアルチューニンドそのものだ。

 

●取材協力:トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 TEL:0598-56-5880

 

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