「20年間かけて遂に1000馬力を突破!」ゼロヨン仕様として成長を続けるBNR32

公開日 : 2020/06/08 11:00 最終更新日 : 2020/06/08 11:00


NOS全噴射時の出力は1200馬力を超える!

 

オーナーと共に成長し続けるフルチューンドラッグ仕様

 
ゼロヨンを好むオーナーのドラテク向上に合わせて徐々にステップアップ、ついに1000馬力オーバーのスペックまで進化したモンスターBNR32の登場だ。手がけたのは、R35GT-Rチューニングを牽引する“TMワークス”。

 

 

エンジン本体はHKSの87φピストンやコンロッド、クランクシャフトで強化。そこにIHIのRX6 TCW77タービンを2機セットして1084ps/89.9kgmというスペックを誇る。

 

以前はTCW76の900ps仕様、その前がTCW10の800ps仕様…と、20年もの長い年月をかけて段階的にスペックを引き上げてきたというから恐れ入る。

 

 

レース本番での設定ブースト圧は2.3キロ。さらにドーピングアイテムとしてNOSも投入。ギヤごとで綿密に噴射量を制御しているが、5速手前で100%噴射した時に得られるエクストラパワーは150ps。つまり、フルブースト&NOS全開時のトータル出力は1200psを超えるのである。

 

 

ヘッドにはTMワークスオリジナルの加工が施され、トルク特性を根本から見直すためにHKSのVカムも投入している。

 

 

トランクルームは内装パーツを全て撤去した上で、295L/hのフューエルポンプ2機と燃料の偏りを防止するコレクタータンクを設置する。

 

 

大型のタコメーターなどが配されたインテリアは、まさしくドラッグマシンといった雰囲気。ミッションはOS技研のOS-88シーケンシャル6速ドグだ。

 

内装類は取り外した上でドアパネルを軽量なカーボン製に交換。さらにサイドバー付きのロールケージで安全性とボディ剛性の両方を高めている。

 

 

サスペンションは、TMワークスのオリジナルダンパー(F6kg/mm R5kg/mm)でセットアップ。さらにGRIDのE-TSコントローラーを使い、コース状況に合わせて前後のトルク配分を50:50〜30:70で調整する。

 

ゼロヨンでのベストタイムは9秒034(フージャーDOTラジアル)。目標は、現在の仕様のままで8秒台に突入すること。そう、オーナーとBNR32の戦いはまだまだ終わらないのだ。

 

●TMワークス 石川県小松市長崎町1-101 TEL:0761-58-1038

 

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