「GRスープラは2.0L仕様が面白い!」回頭性の良さを活かした至宝のSZ-Rチューン

公開日 : 2020/06/02 06:30 最終更新日 : 2020/06/02 06:30

チューンドSZ-Rの目指すべき形がここにある!

 

安定した挙動から引き出される速さが魅力のファインスペック

 

3.0LのRZグレードと2.0LのSZ-Rグレードの2台体制で、チューニングを進めている“オリジナルランデュース”。今回ピックアップするのは、『ストリートメインで、サーキットも存分に楽しめる』というコンセプトで仕上げられたSZ-Rだ。

 

 

ランデュース浅田代表いわく「SZ-Rのエンジンはノーマル状態でかなり余裕があるんですよ」とのこと。そこで過剰なマージンを無理なく削ぎ落とすために、独自のECUチューニングを敢行。

 

その結果、まだ発展途上の段階にも関わらず、純正の実測値234.4ps/38.8kgm(ブースト1.1キロ)から、301.3ps/47.2kgm(ブースト1.35キロ)へと大幅な出力アップを実現した。

 

 

車両開発を先行させるべく、排気系はHKSのRZ用スーパーターボマフラーを加工して装着している。触媒等の上流部は純正のままだ。

 

 

乗り心地とスタイリングの両立を目指して投入されたサスペンションは、純正ダンパーに車高調整機能を与えるHKSのハイパーマックスツーリング。

 

ただし、サーキット走行時には車重が影響してロール量が多くなるため、前後にクスコの強化スタビライザーを追加してロール剛性をアップ。これにより、安定したハンドリング性能を手にしている。

 

 

スピードレンジを問わない安定した制動力を引き出すために、フロントブレーキには6ポットキャリパー+356mmローターという組み合わせのオリジナルシステムを投入。

 

リヤはエンドレスのMX72パッドに交換されているのみだが、前後バランス、サーキットでの制動力、コントロール性などに不満は出ないレベルだという。

 

 

SZ-R純正の18インチでは存在感が今ひとつということで、前後ともに19インチ化。ホイールは、ディープコンケイブのアドバンレーシングGTビヨンド。タイヤにはフロント255/35R19、リヤ275/35R19のアドバンネオバAD08をセットする。

 

 

エクステリアは、バリスとのコラボによって誕生したエアロパーツで武装。GTウイングによるリヤのトラクション強化は想像以上に有効で、限界を超えるようなシーンでもフロントが滑らかに逃げていく弱アンダー特性を実現。乗り手を選ばないコントローラブルな旋回性能に仕上げられている。

 

 

セントラルサーキットでのベストタイムは、井入宏之選手のドライブで1分28秒301(ハーフウエット)。

 

同じブーストアップ仕様のRZが1分27秒754だったことを考えるとかなりの好タイムだが、「軽くて、攻め込んでいってもピーキーさを一切感じない」という井入選手のインプレから、安定した挙動が速さに繋がっていることが分かる。今後の進化に期待したい1台だ。

 

●取材協力:オリジナルランデュース 岡山県倉敷市三田118-1 TEL:086-464-0606

 

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