「最強デモカーに追いつけ追い越せ!」トヨタ86に賭けたオーナーの熱き想い

新車購入から1年でHKSコンプリートエンジン搭載!

 

ショップデモカー並みの完成度を誇る2.2L化&GTIIIタービン仕様

 

オーナーがこの86を新車購入したのは、2018年10月のこと。愛車FD3Sの車検をきっかけに乗り替えたのだ。

 

 

乗り替え理由は、幼い頃から憧れていたFD3Sを購入したものの、想定外の修理で乗れない期間が多いことや、メンテナンス費用が想像以上だったこと、さらに子供の誕生というタイミングもあったそうな。

 

 

もちろん乗り替え候補は他にもあった。その中から86をチョイスした決定的な理由は、FD3S時代から付き合いが続くチューニングショップ“スクリーン”のデモカーの存在だ。

 

 

圧倒的な技術力を武器に、地元のスポーツランドSUGOはもちろん、鈴鹿サーキットでもナンバー付きのストリート仕様の最速タイムを樹立。最強86としての地位を不動のものにしているのである。

 

そのステップアップしていく過程を間近で見ていたオーナーは、このマシンがフルチューンながらトラブルフリーであることも知っていた。走りもチューニングも大好きなオーナーが、デモカーと同じ仕様を目指したのは当然かもしれない。

 

 

理想形がデモカーと決まっていたため、パーツ選びにも迷いは一切なかった。車高調やブレーキは近い将来のハイパワー化を見据え、デモカーを参考にしながらサスペンションはD2ジャパンの『ストリート』をチョイス。ブレーキもD2ジャパンでフロント8ポット、リヤ4ポットで武装する。

 

 

そして納車から一年ほどでエンジンチューニングにも着手。元々はもっと先の予定だったそうだが、HKSのコンプリートエンジンステップ2が発売されたことや、長期の海外出張が続く時期だったということで一気に敢行。

 

 

この『ステップ2』はクローズドデッキ化された2.2L仕様で、鍛造のオーバーサイズピストンに90mmストロークの鍛造クランク、同じく鍛造のI断面コンロッドなど精度と強度を高めたパーツが組み込まれたエンジン。その対応トルクはなんと90kgmと強烈だ。

 

 

タービンもデモカー同様にHKSのGTIII-RSをセレクト。ちなみに、デモカーは強度に優れるヒューランドのシーケンシャルドグミッション仕様だが、このクルマは現在のところノーマルミッション。許容トルクが大きく違うため、かなり抑え気味にしているそうだ。つまり、伸びしろはまだまだ残されている。

 

 

マフラーは排気量アップや、過給機チューニングにも対応したRH9のオリジナル。絶妙なバランスのパイプ径とレイアウトで、上品なサウンドとインパクトのあるリヤビューを演出する。

 

 

サーキット走行も行う車両ということで、エンジンチューニングのタイミングでレカロのカーボン製フルバケットシート“RMS”も投入。高いホールド性はもちろん、カーボンで成形されたシェルは所有欲も満たしてくれる。

 

 

リヤウイングもデモカーの仕様を参考にセレクト。外観のイメージが著しく変わるようなモディファイは極力行いたくないとのことで、ウイング以外は純正+α程度のエアロパーツでエクステリアを構築している。

 

 

「330万円ものコンプリートエンジンを買うなんて、相当な勇気が必要だったと思います。その心意気に応えたいというか、絶対に後悔させたくないという想いで製作しました」とはスクリーン千葉代表。

 

一方のオーナーは「家族用のクルマは別にあるんですが、子供は86の方が好きで。なので、チャイルドシートも導入しています!」と熱く語る。家族でのドライブからサーキットまでオールラウンドで活躍するフルチューン86、羨ましい限りだ。

 

●取材協力:スクリーン 宮城県富谷市成田9-1-17 TEL:022-348-3761

 

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