「筑波1分切りを目指すランチア・デルタがカッコ良すぎる!」最新の制御システムで武装したオールラウンダー

公開日 : 2020/05/04 06:30 最終更新日 : 2020/05/04 06:30


目指すはナンバー付きランチア・デルタ史上初の1分切り!

 

往年のWRCベースマシンが筑波サーキットを駆け抜ける

 

国産チューンドが幅を利かせる筑波サーキットアタックだが、ポルシェをはじめとする欧州スポーツモデルのエントリーも増えてきている。

 

 

そんな中、2月22日に開催された“Attack筑波2020”の舞台に、とんでもない輸入車が現れた。初代ランチア・デルタのHFインテグラーレV16である。

 

手がけたのは、イタリア車専門店のダックトレーディング。ナンバー付きで、ツーリングにも使えるオールラウンダーとして進化を続けるチューンドだ。

 

 

心臓部の831D5エンジン(2.0L直4ターボ)は、腰下にコルソマルケ製のピストン&コンロッドを組み込み、ヘッドにもイタリアのコロンボバリアーニ製カムを投入して徹底強化。なお、元々スロットルはワイヤー式で点火もデスビだが、それぞれ電子制御式&ダイレクトイグニッションへとアップデートが図られている。

 

そこにオートスポーツイワセ製EXマニを介して、HKSのGT2835タービンをセット。フルコンLINKによるマネージメントで、最高出力は320psに達している。冷却系もフォージのインタークーラーや、フレックスのラジエターで容量アップ済みだ。

 

 

足回りはエボルツォーネ用(エボリューションモデル)に変更してワイドトレッド化。ナックルはもちろん、ラテラルロッドやアーム類など一式を組み替えながらフルピロ化も行なっている。

 

サスペンションは、XYZダンパーにHALスプリング(FR22kg/mm)の組み合わせだ。

 

 

ブレーキはフロントにエンドレスの6ポッド、リアにアルファロメオGTA用を流用して強化。フロントデフはOS技研のワンオフ品だ。ホイールはワークエモーション、タイヤにはアドバンA050M(245/40-17)をセットする。

 

 

サンプルとなるマシンが少なく、完全に手探りの状態だったそうだが、この日のベストタイムはなんと1分1秒678。今後はデルタ初となる筑波1分切りを目指し、さらに磨きをかけていくというから楽しみだ。

 

●取材協力:ダックトレーディング 栃木県宇都宮市下川俣町451-3 TEL:028-664-2363

 

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ダックトレーディング

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