「ダイハツミラのFR仕様、見参」エンジンはまさかの縦置き! ドリフトのためにここまでやるか!

公開日 : 2020/05/02 05:30 最終更新日 : 2020/05/02 05:30


東京オートサロン2012に登場し、大きな話題を呼んだダイハツミラ。このKカー、なんとエンジンを横置きから縦置きにスイッチした上、駆動方式もFFから完全FRへと変更した、魔改造ドリフト仕様だったのである。(OPTION2誌2012年4月号より)

 

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まさかのエンジン縦置き&完全FR駆動化!

 

心臓部はEF-DET改GT-Rタービン仕様で150馬力を発揮

 

このチューンドを見ていると、改めてチューニングに限界はないということを思い知らされる。広島県のA.K.Rが製作した、エンジン縦置きFR仕様のダイハツミラだ。

 

 

エンジンおよびミッションはテリオスキッド用のEF-DET&5速MTを流用。もちろんポン付けできるわけもなく、テリオスのフロアパネルごとミラに移植するという大手術を敢行している。

 

 

サスメンバー位置の関係で、エンジン搭載ポイントはおのずと決まってくるが、可能な限りバルクヘッド側に押し込むカタチでレイアウト。フロントミッド化を目指したわけだ。また、ドリフト走行を前提にサイクルフェンダー化するなど、作り込みに抜かりはない。

 

 

魅せることを目的に、上置きレイアウトのEXマニを製作したというターボシステム。選択されたタービンはRB26DETT純正で、ブースト圧1.5キロ時に150psを発揮させている。

 

 

プロペラシャフトを通す上で邪魔となる燃料タンクは撤去、代わりに小型の安全タンクを室内に設置した。本気感の演出にもなっている。

 

 

ドリフトに重要な足回りは、AKRオリジナルの漢足を軸にセットアップ。切れ角もナックルのショート加工で大幅にアップさせている。リヤデフはハイゼット用のホーシングにクスコのLSDを装着。そこにミラ4WD用の5リンク式サスを組み合わせる。

 

 

軽量化も徹底。内装類はほぼ撤去し、FRPパーツを大量投入。さらにウインドウ類もアクリル化(フロント以外)することで、車重は500キロまで絞り込まれている。

 

 

エアロパーツはAKRオリジナルのバンパーに、汎用オーバーフェンダーやAE86用サイドステップを加工して追加。ホイールは14インチのボルクレーシングTE37V(F8J±0 R8.5J-5)で、タイヤにはレブスペックRS-02(165/55-14)を装着する。

 

 

一方の室内はロールケージが覆い尽くすレーシング仕様。シートはブリッドのジータIIIで、メーターにはスタックST8100をインストール。テリオス用のフロアトンネルが移植されているため、パッと見は完全なFRカーのコクピットだ。

 

 

スケールは小さいものの、メイキングは完全にD1GP車両レベル。ここまで作り込んだA.K.Rの情熱には、ただ感服するばかりだ。