「こんなレヴォーグが新車であれば・・・」EJ20+6速MT換装で超スポーツワゴンの出来上がり!

公開日 : 2020/04/26 15:00 最終更新日 : 2020/04/26 15:00


現行ステーションワゴンに珠玉のパワーユニットをスワップ!

 

ありそうでなかったハイパワー仕様レヴォーグ改が誕生

 

適度なボディサイズのステーションワゴンとして人気が高いレヴォーグ。搭載されているのは1.6LターボのFA16と、2.0LターボのFA20という2種類の直噴エンジンで、どちらもマニュアル車の設定は存在しない。

 

そこで立ち上がったのが大阪のオートプロデュースA3。レヴォーグにGRB型WRX STIの、それもスペックCのパワートレインをごっそりスワップしてしまったのだ。

 

 

ちなみに、このマシンはFA20搭載の最上級グレードをベースとしているのだが、レヴォーグにEJ20&6速マニュアルミッションをスワップするなら最もベーシックな1.6GT(前期型)がベストらしい。

 

その理由は、FA20搭載車とFA16搭載車ではフロア側のミッションブラケット取り付け位置が異なっており、6速MTを搭載したいならFA16搭載車がドンピシャ。さらに、前期型の1.6GTならアイサイトレスでサイドブレーキも電気式ではないモデルがあるので、色々と作業の手間が省けるという。

 

 

純正ではAT設定しかないレヴォーグということで、クラッチペダルはもちろん後付け。こちらも、シフト周り同様全く違和感の無い仕上がりだ。

 

 

GRBのスペックCから移植されたエンジンは、ブースト圧1.55キロ時に約385psをマーク。
 
エンジンスワップで最もやっかいな制御系に関しては、EJ20を搭載するVABのパーツを使っているのがポイント。ハーネスやメーターなどもゴッソリと流用したことで、まさにノーマル然とした仕上がりになっているのだ。

 

 

吸気系には、ターボレスポンスの向上やエアフロセンサーの計測空気量を安定させるハイプレッシャーバイパスバルブを装備。ブローバイのオイル成分のみをオイルパンに戻すことができる、オイルセパレーターもインストールされている。

 

 

フレッシュエアを効果的に導入できる、シムス製のエアインダクションボックスもA3の推奨アイテム。性能はもちろん、その美しいカーボンの作り込みも素晴らしい。

 

 

排気系は、オリジナルのAGRESSデュアルエキゾーストシステムで統一。フロントパイプとの接合部以降をデュアル化することで、静粛性と排気効率のアップを実現している。

 

 

ブースト制御を司るEVCとブリッツのタッチブレインはルームミラーの基台部にマウント。見やすくて視界の邪魔にならない工夫がなされている。

 

 

サスペンションには、クァンタム製のオリジナルサスペンションプラス(UC-01)を装着。スプリングレートはフロントが11kg/mm、リヤが9kg/mmとなっている。

 

 

さらに、オリジナルのAGRESSボディサポートでシャシーとサスペンション取り付け剛性をアップ。キレの良い走りを生み出す原動力となっている。

 

 

一方のエクステリアは、WRX STI&S4のイメージを取り入れたフロントバンパー&リヤバンパーを設定。ちなみにこれ、STI製のアンダースポイラーにも対応できるようになっていたりする。

 

価格はフロントバンパーが8万8000円、リヤバンパーが8万2000円。STI製サイドステップとマッチングが抜群のリヤサイドアンダーが2万8000円となっており、フルセットで18万円という設定もあり。

 

 

鈴鹿サーキットでこのチューンドを試乗したターザン山田は「速いし遊べる! エンジンパワーは当然として、クルマ全体のバランスが良いんだよ。シャシーはワゴンと思えないほどシッカリしてるし、よく曲がる。チューニングカーというより、“真のレヴォーグSTI”って感じの自然な仕上がりだね」と絶賛。

 

 

「数多くの問い合わせを頂くんですが、膨大な量のパーツが必要なのでベース車込みとはいっても600万円ほどかかるというと、確実に引かれます(笑)」とは、オートプロデュースA3の武田代表。

 

 

純正然とした各部の作り込みもさることながら、サーキットのスピード域でも安定した走りを見せるその性能とトータルバランスの高さも非常に魅力。「レヴォーグにMT搭載グレードがあれば…」と感じさせられるその仕上がりは圧巻だ。

 

●取材協力:オートプロデュースA3 大阪府岸和田市稲葉町216-5 TEL:072-479-2760

 

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オートプロデュースA3

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