「老舗マインズが400Rチューンを本格化」伝家の宝刀『VX-ROM』も完成間近!

公開日 : 2020/04/23 15:00 最終更新日 : 2020/04/23 15:00

“VX-ROM”で全域フィーリングアップを実現!

 

速さと快適性のバランスを高次元で両立させた味付け

 

GRスープラの発売から遅れること5ヶ月、スカイラインのトップグレードとして登場した400R。このモデルに対する業界内の注目度は予想以上に高く、デリバリー直後からチューナー達が一斉にチューニングを開始。現在も400Rの潜在能力を引き出すべく、研究を続けているという状況だ。

 

 

そんな400Rチューニング戦線に、神奈川県の老舗チューナー“マインズ”も名乗りを上げた。得意のCPチューンを軸とした、ファーストステップ仕様のプロトタイプを形にしたのである。

 

 

チューニングはECU解析を先行。内容的にはリミッター類の解除の他、各種パラメーターを最適化することで全域のフィーリングをアップ。当然ながらブースト圧も変更するが、決してピークパワー狙いではなく、タービンに負荷をかけない範囲で安定した速さが得られるポイントを見定めている最中とのこと。近く、伝家の宝刀“VX-ROM”として製品化される予定だ。

 

 

サスペンションはアラゴスタベースのESTAフルスペックサスペンションの試作モデルを装備。デモカーは強化ゴムアッパー仕様で、フロント16kg/mm、リヤ8kg/mmのスプリングを組み合わせているが、今後はよりソフトなレートでテストを進めていくそうだ。

 

 

足元を飾るホイールは、マットガンブラックのボルクレーシングG16。タイヤはポテンザRE-71Rで、サイズは純正が前後245/40R19なのに対し、リヤを275/35サイズへと大径化して限界付近で発生するバイワイヤーステアリングのクセに対応させている。

 

 

エクステリアでは、いち早くカーボンタイプの美しいトランクスポイラーを製作。フロントバンパーの下部にセットするリップスポイラーもオリジナルモデルを開発予定とのことだ。

 

 

インテリアは現状ノーマルだが、今後は車格を意識したスポーツバケットシートのマッチングをチェックしていくという。

 

 

試乗インプレッションを担当したレーシングドライバーの飯田章選手は「大排気量NAのようなフラットなパワー特性はそのままに、全体的にワンランク底上げを図ったような力強さがある。まだ開発中とのことだけど、マインズらしい盤石のセットアップだと思う。良い意味で超安定、悪い意味で刺激不足という感じかな」とコメント。

 

 

マインズの新倉代表は「400Rから採用されたルネサス製の新型半導体を使ったECUは、今後の日産車のスタンダードになるので、じっくりと時間をかけて開発・克服していきたいと思っています。ノーマルでもかなり完成度が高いので、本当に必要なものを見極めてパーツ開発を進めていきたいですね」と語る。

 

 

ノーマルのネガな部分を抑えたセットアップにより、ストリートスペックとして極めて高い完成度を誇るマインズ400R。今後行われるであろうサーキットを見据えた本格的なパワーチューンまで含め、さらなる進化が楽しみな1台だ。

 

●取材協力:マインズ 神奈川県横須賀市林5-7-25 TEL:046-857-3313

 

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