「第二世代GT-Rにこそ相応しい1本がある」TE37を超えたTE37、SAGAという傑作【最強ホイール解体新書】

公開日 : 2020/04/20 13:00 最終更新日 : 2020/04/20 13:00


20年以上頂点に君臨し続けるスポーツホイールの血統

 

時代の流れすら先取りした頼もしき相棒

 

RB26×アテーサE-TSから放つポテンシャルの高さで、チューニングシーンをリードしてきた第二世代GT-R。その足元を支え続けてきた代表的な存在と言えば、やはりボルクレーシングのTE37シリーズだろう。

 

 

軽さと頼もしさを誇るTE37が誕生したのは、BCNR33発売直後となる1996年だ。その性能から瞬く間に第二世代GT-Rの頼もしきパートナーとして定着した後も、ワイドトレッド対応と軽量化果たしたTE37SL、さらなる剛性を引き出したTE37RTといった具合に、チューニング進化へ応えるシリーズ拡充を展開。

 

 

そして、デビューから20年が経過した2017年に「TE37を超えるTE37」を目指したフルモデルチェンジとして、TE37 SAGAが生み出された。

 

 

伝統と言える6本スポークを守るがゆえに、見た目こそTE37と大きく変わらないように感じるが、SAGAでは根本から設計が見直され、10年先をも見据えた作り込みには14箇所にも及ぶアップデートが注入されている。

 

SLに対して限界強度7%、剛性値25%向上を果たしたと言う解析データからも分かるように、時代の最先端を走るスポーツホイールとして研ぎ澄まされたのだ。

 

 

応力分散に優れる伝統の6本スポークはそのままに、スポーツホイールへ要求される要素を全て底上げしたTE37 SAGA。軽さ突き詰めたTE37のイメージカラーといえるブロンズアルマイト、質感の高い機能美が楽しめるダイヤモンドダークガンメタの他、オリジナリティ引き出しをサポートするオプションカラーも全13色を用意する。

 

 

エンジンのポテンシャルやグリップレベルの高まりと共に、ブレーキシステムも進化している。撮影したBNR34は、R35キャリパーと380mmローターをマッチングしていたが、390mmまで許容する胴体リム形状としたTE37 SAGAならクリアランス不安は一切ない。

 

 

リムフランジとの結合形状だけでなく幅までもトータルで見直されたスポークにはスポークステッカーに変えて3D形状のマシニングロゴが彫り込まれた。もちろん、チューニングされたブレーキシステムを許容するため与えるレーシングコンケイブは変わらず、新たにフェイス5まで設定されている。

 

左:オートセレクト澤さん/右:レイズ山口さん

 

先を見据えた進化へ深く貢献しているのは、ユーザーやチューナーの動向へ常にアンテナを張るボルクレーシングの姿勢。モータースポーツのように明確なレギュレーションが存在せず、車重や走行環境から時としてレーシングカー以上の走行負荷になるストリートホイールだが、企画開発部の山口部長は積極的にコミュニケーションを図ることでカバーする。

 

「ボルクレーシングの新作を投入すると以前より変わったなと性能向上は感じるんだけど、ここは物足りないなど不満や不安を感じたことは全くない。チューナー視点でも、ドライバー視点でも、そうした状態へ持ち込めることは当たり前のようで実は非常にありがたいこと」とは、デモカーでアタッカーを務めてきたオートセレクト澤さん。

 

 

今なおチューニングが進化して走りの魅力が高まっていく第二世代GT-R同様、ロングセラーへ奢ることなく進化を重ねて盤石のホイール性能を引き出したTE37 SAGA。ボルクレーシング渾身の逸品で、愛車の足元も最新状態へとアップデートしてみてはいかがだろうか。

 

製品仕様

RAYS
VOLK RACING
TE37 SAGA
サイズ:7.0J×17~12J×18
価格:6万7000円~8万6000円

 

●問い合わせ:レイズ TEL:06-6787-0019

 
【関連リンク】

レイズ

https://www.rayswheels.co.jp