「ストリートゼロヨン最速DR30再生計画」ついにエンジンに火が入った!【連載11回目】

公開日 : 2020/04/11 16:00 最終更新日 : 2020/04/11 16:00


ついに動いた! サイド管から放たれるサウンドも最高だ!

 

残された作業もあとわずか…。いよいよゴールが見えてきた!

 

リフトにかけられて、何やら下回りの作業が行われてるDR30。「車高調の全長を決めるのと、ブレーキ関係の装着だね。それさえ終われば、転がすくらいはできるよ。もうエンジンはかかるようになっとるし」と森田代表。

 

今回は、エンジンがかかるようになるまでのCPセッティング風景でも取材しようと思っていたのだけど…そこまで作業が進んでいるなら、DR30が動くところをしかと見届けよう!…と、その前にディテールをチェックする。

 

 

トランクルーム左側には、デモカーのJZX100から拝借したATL製ガソリンタンクをセット。ドラッグ仕様と割り切っているため、容量は3ガロン=約11Lとミニマムだ。また、燃料ポンプはボッシュ製が2基装着される。

 

 

燃料ラインは十分な流量を確保するため、ノーマルを取っぱらって銅パイプでフルに引き直されている。圧送側が2本、リターン側が1本だ。

 

 

インジェクターはサード製720ccが装着されるが、最大ブースト圧は2.0キロ以上になる可能性が高い。そこで、万が一のインジェクター交換を想定して、1000ccインジェクター用カプラーが予め設けられていたりする。「ドラッグ仕様のGT-Rでも同じことやっとったからね」と、森田代表に死角ナシ。

 

 

トランクルーム右側、ノーマルだとテンパータイヤが縦に収まっているところにバッテリーを移設。その上には燃料ポンプ用のリレーが確認できる。

 

 

「始めはワンオフ製作するつもりだったけど、倉庫に転がってるもんを組み合わせていったら、ピッタリなのができちゃったんだよね」と森田代表が言うプロペラシャフトは、DR30用とS13/14用のハイブリッド品だ。

 

さらに、プロペラシャフトにかかる負荷を軽減するため、ミッションからデフまでなるべく水平になるように高さ調整も行われている。

 

 

サイドマフラーにはステーを1ヵ所新設。フロアとの間にはゴムブッシュが設けられる。BCNR33純正エンジンマウントを流用したことでエンジンの振動が激減したから、マフラーステーはこれでバッチリだ。

 

 

リヤタイヤは、かつてシルビアで使ってたビッグエンドのドラスリを装着。サイズは26×10.50×16LTなので、お馴染みの表記にすると265/50F16に相当する。ホイールはZ32純正で「オフセットがピッタリなんよ」と森田代表。

 

 

足回りとブレーキの作業がひと段落した夕方5時。イグニッションキーをひねると、少し長めのクランキングの後、FJ20ET改2.1L+ドスコイタービン仕様は目を覚ました。作用角288度のハイカムが入ってるため、アイドリング回転数は1000rpm+αと高めにセット。ラフに回る感じが、昔ながらのチューニングカーを思い出させてくれて自然とニヤけてしまった。

 

サイドマフラーから吐き出されるエキゾーストサウンドは迫力の一言。アイドリング状態での音量は思ったほど大きくないが、さすがはサイレンサーレスのφ70デュアル出し。腹に低く響くような音圧がハンパではない。

 

ここまできたら本当にあと一息。CPと足回りのセッティングを煮詰めて、ボディをオールペンするくらいだ。次回では完成状態を見せられる…はず!?

 

TEXT&PHOTO:廣嶋健太郎(Kentaro HIROSHIMA)

 

●取材協力:ガレージ八幡 愛知県半田市上浜町10-20 TEL:0569-26-1660

 

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