「今春登場予定のアドバンレーシングGT BEYONDを先行取材!」伝統のデザインにモダンテイストを注入!【最強ホイール解体新書】

アドバンレーシング“GTビヨンド”の産声

 

コンケイブを強調してモダンテイストを強めた2020年モデル!

 

アドバンレーシング最強の金型鍛造モデルとして、10年もの長きに渡って高い人気を誇ってきたGTが、いよいよマイナーチェンジを敢行する。その名も“GTビヨンド”。まずはGRスープラを主軸とする19インチからリリースを展開するというこの最新モデル、従来のGTとはいったい何が違うのだろうか?

 

バレルリム(GTビヨンド)

リバースリム(GT)

 

「アドバンレーシングGTの19インチと20インチはリバースリムを採用しているのですが、これまで以上に大きなブレーキを入れたいというニーズに応え、構造的に有利なバレルリムの19インチを開発しました」と、プロデューサー兼デザイナーの萩原さん。

 

タイヤを組み込むための窪みがディスク寄りにあるバレルリムに対して、リバースリムは裏側にくる。その形状を比べると、前者の方がビッグキャリパーと干渉しにくいことが分かる。そのためGTの18インチではバレルリムを採用していたが、近年はブレーキシステムの大型化が進んでいるため、GTビヨンドの19インチもバレルリムで開発されたというわけだ。

 

スポーク形状ならびにリムからの立ち上げ方もGTのそれとは異なる。より外側から一気に立ち上げた上で、直線的にホイールセンターへと落とし込むことで、コンケイブ感をいっそう強調しているのだ。

 

それに伴い、デザインのリニューアルも実施された。GTのスポークは柔らかな弧を描くが、GTビヨンドではストレート形状へとリファイン。リムからのスポークの立ち上りも若干、外側にすることでよりコンケイブ感をいっそう際立たせている。

 

センターを大きく落とし込んだ、深みのあるデザイン。当然ながら剛性や軽さの追求にも余念はなく、金型鍛造製法により仕上げられる。GT同様に、スポーツホイールに求められる機能性を徹底追及しているのだ。

 

「GTのディープリムは昔ながらのチューニングカーっぽさを演出する硬派なデザインなのに対して、GTビヨンドでは、より今どき感のある先鋭的なフォルムに仕上げています」と萩原さん。

 

GTのスポーク側面はストレート形状だが、GTビヨンドではサイドカットが刻まれた。スポークの叉の部分と外周部分に分割して入れることで、その美しさを際立たせる。

 

また、スポークサイドの一部にえぐり(サイドカット)を入れることで立体感を演出しているのもポイント。より筋肉質なフォルムが際立つデザインとなっている。GTならではの力強さを踏襲しつつ、より洗練されたフォルムを構築してきているあたりも見事だ。

 

レーシングコッパーブロンズ

レーシングサンドメタリック

 

カラー設定は全4色の展開が予定されている。新色のレーシングコッパーブロンズとレーシングサンドメタリックが設定されるのもトピックだ。前者はその名前の通り、ブロンズ(銅)の独特な発色に拘った。後者は、ミニタリーテイストを盛り込み、若干マット調に仕上げたのが特徴となる。

 

 

不朽の名作とも言えるアドバンレーシングGT。新たにGTビヨンドが加わったことで、そのラインナップはさらに厚みを増したのである。

 

製品仕様

YOKOHAMA
ADVAN Racing GT BEYOND
 

発売時期:今春予定

サイズ:19×8.5J〜19×11.0J

カラー:レーシングコッパーブロンズ/レーシングサンドメタリック/レーシングチタニウムブラック/マシニング&レーシングハイパーブラック

 

●問い合わせ:YFC TEL:03−3431−9981

 

【関連リンク】

YFC

http://www.yokohamawheel.jp/