「最初から430馬力仕様のGRスープラが買える!?」老舗ショップがお得な新車コンプリートを販売開始!

ECUチューンの雄フェニックスパワーがGRスープラ本来の性能を解放!

 

純正ECU攻略の途中段階でありながら早くも480ps仕様が完成!

 
大阪オートメッセにバラエティ豊かな8台のチューニングカーを持ち込み、来場者の熱い視線を集めていたフェニックスパワー。その中でも存在感を示したのは、今回が初披露となった「ワークス90スープラ・サーキットspec」。
 

 

グレードは最上級のRZ。現在、GRスープラは多くのパーツメーカーやショップで華々しいカスタマイズが行われているが、同社ではその流れを追うことはせず、まずはコンピュータと向き合い、じっくりと解析に取り組んでいるという。
 

エンジン本体はノーマルのままECUチューンのみで483ps/66.45kgmまでパワーアップを遂げた。

 
「スープラの頭脳を司るBOSCH製コンピュータは、CAN通信を超えるフレックスレイ通信。各パラメーターも従来とは異なる設定になっているなど、世界で最もハイテクで攻略が難しいと言えます。現在は483ps/66.45kgmといったところですが、まだまだ伸びしろは残されていると思います」と、横山代表は期待を込める。ちなみに、同社の“アプリケーションCPU”は3.0LターボのRZだけでなく、2.0LターボのSZ-R、SZ用も開発されている。
 

イングスのN-SPECエアロはフロント、サイド、リヤの3点を展開。素材はFRP+カーボン製とFRP製の2種類をラインナップ。なお、この車両はリヤバンパーのみノーマルのままだ。

マフラーはアペックスの北米市場向け。国内販売はされていないものだ。

 
2020年1月末に納車されたばかりということで、デモカーはイングス製のフルエアロでエクステリアをスタイリッシュに演出し、吊るしのアラゴスタTYPE-S車高調、北米で先行発売されたアペックスのN1マフラー、ENDLESSのブレーキキットを組み込んだファーストステップ仕様の段階だ。

 

フロントにはエンドレスのビッグキャリパーを装備。

リヤは純正キャリパーを外側にオフセットさせてビッグローター化できる、インチアップキットを装備。

 

足元はフロントに8.5J×20、リヤに10J×20のBBS-LMをチョイス。組み合わされるタイヤはアドバンスポーツV105と、ショーイベントに合わせてドレスアップ要素を盛り込んでいるが、今後は車名のサブネームが示す通りサーキットに狙いを定め、周回を重ねながらトラブルの洗い出し、熟成を進めていくそうだ。

 

インテリアにはレカロの最新作であるウルトラスエード採用のSR-7 GU100Hをセット

 
横山氏いわく「GRスープラの魅力は挙動の分かりやすさですね。シートの後ろにタイヤがある感じで、クルマの動きがお尻を通じて直感的に伝わるため、ドライバーに優しくコントロールしやすい印象です。また、ステアリングに対する応答性が良く、運転するのが楽しいので、ノーマルの良さを残しながら速さも引き出していければと考えています」とのこと。

 

続けて「ただ、指定オイルは0W-20であり、一般走行で水温は107度前後、油温が100度前後と、国産車の常識では考えられない数字を示すなど、サーキット走行で確認すべき項目は多岐に渡ります。まずは走り込み、各部の解析を進めて、スープラの本質を見極められるのか、ここからが本当の意味でのチューナーの腕の見せどころです」。
 

 

なお、展示車両以外のトピックスとしては、新車コンプリートカーの発売が挙げられる。これはフェニックスパワーが得意とするECUチューンを新車個体に施して納車するものだが、諸経費込みで750万円というのはかなりのバーゲンプライスだ。業界屈指の理系チューナーがGRスープラに本格着手したということで、今後の発展が非常に楽しみだ。(PHOTO&REPORT:山崎真一)

 

●取材協力:フェニックスパワー京都店 京都府久世郡久御山町佐古外屋敷37-2 TEL:0774-48-1157

 

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フェニックスパワー

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