「稲田大二郎プロデュースの極上ダットサン280Zが販売される!?」車両価格600万円の価値を探る

レストアされた美しい北米仕様ダットサン280Zが手に入るチャンス!?

 

旧車イベント“ノスタルジック2デイズ”で販売決定!

 

 
ハコスカと旧車人気を二分するZ。世界的に成功したジャパンスポーツカーだが、フルレストアともなると1000万円を下らない。そこで程度の良い輸出仕様をベースに蘇らせようと立ち上がったのが、OPTIONグループ総帥のDaiこと稲田大二郎だ。

 

 

「このサンマルZは、北アメリカ大陸を走っていたインジェクションの1978年式最終型だ。ボディの程度は非常に良く、旧車チューンのカリスマ“スターロード”の井上社長が“見たことないくらいの極上車”と驚いたほどだ。それでも40年前の個体だから各部にサビはあった。そのままだとサビが侵食するから、すぐに外装をレストアしてオリジナルと同色でオールペイントしたんだよ」と稲田。

 

ロングノーズの古典的スポーツカーフォルムは美しいの一言。ボディは純正カラーでオールペイント済みだ。

 

続けて「北米仕様だから、左ハンドルというのも特徴的だ。キャブじゃないインジェクションの良さでエンジンは一発始動! インパネの計器類も問題なく作動する。エンジンはノーマルの170馬力仕様だけど、1トンくらいの軽量ボディには十分。スムーズに加速するし、意外と速い。100キロ巡行だってオーバートップ5速の3000rpmくらいだから運転は楽だよ」。

 

搭載されるエンジンは2753ccのL28型EFI。ガソリンは排ガス規制に合わせてレギュラー仕様となる。

 

ちなみに外装はオールペイントと同時にエンブレムも全て新品に交換し、機関系ではブレーキまわりや燃料ポンプをリフレッシュ。また、L28エンジンも美しいメッキのカムカバーが奢られ、非常にメカニカルな印象だ。

 

北アメリカから輸入したダットサン280Z。5マイルバンパーは好みが分かれるところだが、北米仕様らしさを感じさせるエクステリアだ。

 

外装では、1967年から安全性向上のために追加された5マイルバンパーが北米仕様を物語る。マニアの間では不人気装備だったが、今見ると珍しく、逆にカスタムカー風に見えるから不思議だ。

 

フロントの下回り。サスペンションのストラットケースはそのままながら、コイル&ダンパーは強化品が奢られている。

リヤの下回り。サスアームやアクスル関係は経年劣化が感じられるが、痛みはない。

 

タイヤ&ホイールは今時の社外アルミを選ぼうと思ったらしいが、昨今のオリジナルブームを鑑みて、あえて純正仕様としている。

 

「下回りは流石に40年の経年変化は感じるけど、シャシーやサスペンション、デフ、シャフトなどに大きな傷みはなく、日常走行に問題はないよ。 本来なら全てバラしてフルレストアした方が良いだろうが、それこそ1000万円オーバーの超バカ値になるから、この程度の仕上げがいつも走らせてくれる人にピッタリだろうね」。

 

ダッシュボードやセンターコンソールは新車時並みの状態。左右シートは貼り直され、イエローステッチ入りだ。

ドア内張りなどは新品のようなコンディションの良さだ。

 

こうして、稲田大二郎の企画でセミレストアされた北米仕様の美しいサンマルZ。この車両は、2月22日(土)〜23日にパシフィコ横浜にて開催される旧車イベント“ノスタルジック2デイズ”にて販売されることが決定しており、価格は600万円(税込/予備検査込み)とのこと。

 

車両の状態と中古車市場の相場を照らし合わせると、お買い得感は非常に高いように思う。興味あるユーザーは、イベント会場で実車をチェックしていただきたい。