「CR-ZにK24A? 71マークIIにSR20DET!?」変態的エンジンスワップマシン2連発!

公開日 : 2020/02/14 13:00 最終更新日 : 2020/02/14 13:00


かたや80年代のハイソカー、かたやハイブリッド車。生まれも育ちも全く異なる2台だが、ひとつだけ共通点がある。それが、パワーアップを目論んで他車種のエンジンを換装していることだ。チューニングの面白さを再確認できるような2台のエンジンスワッパーに注目!

 

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【SRファクトリー発】GX71マークII×SR20DET

 

ゲートサウンドを響かせる500psの快速80’s

 

 

もともと直6ツインターボの1G-GTEUが搭載されるGX71マークIIだが、サーキットで現行スポーツモデルと渡り合えるようにと、チューニング適応度が高いSR20DETへとスワップ。手がけたのは京都の“SRファクトリー”。国際サーキットでの走行会主催やスーパー耐久参戦など、走りメインのユーザーが主体の実力派チューニングショップだ。

 

 

換装したSR20DETは、東名パワードの鍛造ピストン&コンロッドを組み込んで腰下を徹底強化した上、東名ポンカム&ウエストゲート式のTD06-20Gタービンをセット。最大ブースト1.5キロ時に500psを発揮するハイスペックに仕上げられている。

 

 

燃料系はサード550ccインジェクター&大容量ポンプで強化済み。排気パートはトラスト製をベースにワンオフ製作されている。

 

 

バッテリーは助手席の足元にドライタイプのオデッセイを移設。グローブボックス内には日産純正コンピュータが収められている。制御はeマネージで行い、オートエアコンもバッチリ作動する。コラムにマウントされた機械式ブーストメーターや水中花シフトノブが時代を感じさせる。

 

 

足回りはSRファクトリーのオリジナル車高調でブラッシュアップ。ホイールはワークエモーションXD9で、タイヤにはクムホのエクスタV700(F225/45-17 RR245/40-17)を組む。

 

 

ハイパワー化に伴い、ブレーキもフロントにS14シルビア純正対向4ポッドキャリパーと330mmローターを流用してストッピングパワーを引き上げている。

 

エンジン換装によって、幅広いパーツ選択肢と現行スポーツモデルにも負けないパフォーマンスを手に入れたGX71マークII、痛快すぎるチューンドだ。

 

●取材協力:SRファクトリー 京都府長岡京市下海印寺方丸47-3 TEL:075-951-1134

 

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【トップフューエル発】CR-Z×K24Aエンジン

 

排気量拡大の恩恵で高速クルージングが楽しくなる!!

 

 

ホンダ車チューンにかけては無類の強さを誇るトップフューエルが、『大人のコンパクトスポーツ』をテーマに製作した2.4L仕様のCR-Zだ。

 

 

エンジンは米ハスポート製のマウントキットを使ってK24Aを換装。ちなみにK24Aは搭載車種によって数種類あるが、ハーネスの互換性などを考慮してRB3オデッセイ用を選択している。

 

 

IMAシステムは取り払い、それにより発生するエラー表示やスピードメーターの誤作動などは、自動車通信システムの解析などを行っているココアシステムズの協力により解消。『スポーツ』『ノーマル』『エコ』のモード切り替えは使用可能で、エアコン等の快適装備も全て正常に動作する。

 

 

エンジン換装で重量は増したものの、モーターとバッテリーの撤去による減量で車両重量は換装前からほぼ変化なし。バッテリー撤去による前後重量バランスの変化も懸念されたが、換装前がフロント62:リヤ38だったのに対し、換装後は64:36と許容範囲内だったという。

 

 

ミッションはFD2シビックタイプRの6速MTを換装し、ギヤ比とパワー特性の変化に合わせてファイナルも変更している。

 

 

「目指したのはゴルフGTiのような『グランドツーリング』。過給機チューンのような刹那的パワーではなく、どんなシチュエーションでも余裕を持って走れる仕様やね」とトップフュール平野代表。ハイブリッドシステムをアッサリ捨て去って新しい可能性を模索する超異端スペック、これもまたチューニングの醍醐味だ。

 

●取材協力:トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 TEL:0598-56-5880

 

【関連リンク】

SRファクトリー

http://www.srfactory.jp

 

トップフューエル

http://www.topfuel.info