「AE86をプロの技で蘇らせる!」くたびれたボディをリフレッシュしてFRを楽しみ尽くす

プライベーターでは成し得ないプロならではのリフレッシュ術

 

貴重なAE86でも、やっぱりスポーツカーは走らせてナンボ!

 

20才から10年間、ハチロクでドリフトひと筋だったというエムテックの三上代表。しばらくセダンのカスタムにハマっていた時期もあることから、エムテック=ボディカスタムを得意とするVIP系ショップというイメージを抱くユーザーも多い。しかし「やっぱりハチロクが好きすぎて、また戻ってしまいました」と、数年前に手に入れた62年式トレノをレストアし、街乗り兼デモカーとして製作。ハチロクショップとしてのカラーも打ち出している。

 

エンジンルームは朽ちた部分の補修をきっちりと再生させた上で補強を施して塗装し直している。

 

レストア時に補修&塗り直されたエンジンルームは、追加された冷却パーツや配線処理によってスッキリかつ美しく製作。エンジンはノーマルのAE92エンジンだが、近いうちにファインチューンされた5バルブ仕様に載せ換える予定だ。

 

フロントサスペンションはフルピロ化している。

 
デモカー兼街乗り仕様として作り込んだとはいえ、当然サーキットでのドリフトも視野に入れている。そのため、フロントサスのブッシュは全てピロボールに打ち替えてリフレッシュ、クイックなハンドリングを実現できるよう仕上げている。
 

「ホーシングの動きこそがハチロクらしさの要」と三上さんは語る。

 

リヤはTRDショックやクスコのコントロールアーム&トラクションブラケット、調整式ラテラルロッドホルダーなどを装着して、万全の状態を作り上げている。

 

室内は機能性もアップデート。年式を感じさせない、非常に美しい仕上がりだ。

メーターは一括管理が可能なスタックメーターに変更。警告灯類が追加されていて車検にも対応する。

 
経年劣化でヒビ割れやすいダッシュボードは、カーボンパネルを使って美しくモディファイ。さらに多機能なスタックメーターを埋め込み加工して、よりスポーティーなインパネになっている。各種インジケーターランプを追加して車検に対応させている点も注目だ。
 

朽ちて穴が空いたボディパネルは切り取って新たな鉄板での再生が行われる。

 
後部座席の足元が腐食して穴が開いていたフロア部分は、鉄板溶接によって補強が施されている。こうした見えにくいところもキッチリとレストアすることによって、ボディは再び丈夫に蘇る。
 
「例え最終型であってもやはり昭和のクルマですから、手に入るハコはフロアやフェンダーまわりがボロボロ。そういったボディの弱った部分を補修、補強するのは得意分野なので、コンディション維持を重視するならご相談ください」と、これまで培ってきたボディワーク技術を駆使したレストア術が強み。もはや旧車と呼ぶべきハチロクを大事に乗り続けたい、そんな考えを持つハチロク乗りの強い味方になってくれるショップなのだ。
 

●取材協力:エムテック 青森県弘前市津賀野字浅田616-1 TEL:0172-26-8085