「FRの楽しさを求めて進化を続けるBRZターボ仕様」ロケットバニー改ワイドボディでビジュアル面も強化!

T620Zタービンにブースト0.8キロをかけて360psを発生!

 

ロケットバニー製ベースのワイドボディもポイント

 

ベースマシンのキャラクターをしっかりと見極め、性能を吟味したパーツの組み合わせでトータルバランスに優れたチューニングを展開しているピットロードM。そんな同社が手がけたBRZは、ターゲットステージをストリートからサーキットまでと幅広く設定し、走りの楽しさと扱いやすさの追求をコンセプトとしている。

 

 

エンジンはオリジナル加工が施されたFA20エンジンに、トラストT620Zタービンキットの組み合わせだ。インタークーラーや大容量ラジエター、オイルクーラー、オイルキャッチタンクなどもしっかり装備してハードなサーキット走行にも対応する。オリジナルECUとEVC6による綿密なマネージメントによって、最大ブースト圧0.8キロ時に360psを獲得している。

 

 

排気系はEXマニからスポーツ触媒、フロントパイプ、マフラーまでトラスト製で統一した完全合法仕様だ。また、ピットロードMのボディファクトリー渾身のスーパーミックスエアロの仕上がりにも注目したい。

 

 

車高調は伸縮独立調整が可能なD2スーパーレーシング2WAYで、アーム類は全て調整式のピロタイプに変更。エンジン&ミッションのアンダーバーなど各種補強パーツも追加する。ブレーキは前後D2ジャパンのシステムで強化済みだ。その他、ドライブトレインはカーボンプロペラシャフトで軽量化し、カーボンクラッチやカーボンLSDで効きと扱いやすさを両立。パワーに見合ったポテンシャルを各部に与えているのだ。

 

 

シートはレカロのRMSで、派手なピンクのフルハーネスはピットロードMのオリジナル品。質感を高めながらスポーツ性能を高めるインテリアになっている。

 

 

ロケットバニー改のワイドボディキットを装着し、フロントは10Jに265、リヤは12Jに295という迫力のホイール(ボルクレーシングZE40)&タイヤ(ネオバAD08R)セットを実現。変換ハブによりPCDを114.3としてホイールの選択肢を広げているのもポイントだ。

 

 

取材は鈴鹿サーキットで行なったが、気になるタイムは2分27秒481を記録。アタックを担当した山田英二選手は「過給の立ち上がりも良く、4000rpm前後からしっかり使えるので、ノーマルよりも各コーナーを1速高いギヤでクリアできるようになっている。パワーでクルマの向きを変えていけるのも大きな強みだね。今回はタイヤが中古で、LSDからも若干異音が出ていたから限界アタックというわけじゃないけど、それでもこのタイムなら上々だと思う」とコメント。

 

 

今後はエンジンを2.1L化した上で、タービンをトラストの新作TD06SH-20RXへとアップデートすることを考えているそうだ。大幅な出力アップが走りにどう影響を及ぼすのか、今から次のサーキットアタックが楽しみだ。

 

SPECIFICATIONS

■エンジン:ピットロードM エンジン加工、パイピング、ECU/トラスト T620Zタービンキット、ブローオフバルブ、フロントパイプ、マフラー、オイルクーラー/サード 燃料ポンプ/HKS インジェクター、EVC6 ■ドライブトレイン:ピットロードM シングルカーボンクラッチ、カーボンプロペラシャフト/ATS フライホイール、LSD ■サスペンション:D2 スーパースポーツ2WAY(F12kg/mm R10kg/mm) ■ブレーキ:D2 ブレーキキット/イケヤフォーミュラ アーム類/Tディメンド 変換ハブ ■ホイール:ボルクレーシングZE40(F10J×18+20 R12J×18+20) ■タイヤ:アドバンネオバAD08R(F265/35R18 R295/30R18) ■インテリア:レカロ RSM、SR-7/モモ・GT50イタリア/デフィ 追加メーター/ピボット ブースト計 ■エクステリア:ピットロードM ロケットバニー加工

 

●取材協力:ピットロードMマシンファクトリー 兵庫県姫路市安富町安志912 TEL:0790-66-3359

 

【関連リンク】

ピットロードMマシンファクトリー

http://www.pitroadm.com/