「学生がプロの仕上がりを目指した激シブのER34スカイライン!」リヤウイングは電動格納式!?【東京オートサロン2020】

ボロボロのオークション車をキレイにリペア!

 

リヤには“電動展開式”ウイングという大技も!

 

シャコタン・ツライチのお手本のように仕上げられたこのER34スカイラインは、東京都葛飾区に校舎を構える東京自動車大学校の学生たちによる作品。ネーミングは「やんちゃレーシングER34スカイライン」で、4ドアのハコスカGT-Rがモチーフになっているそうだ。

 

 

各部をチェックしていく前に、見てもらいたいのがこちらの写真。ストラットタワー部のものだが、オークションで購入した時はこの状態だったそう。フロアやBピラーからフロアにかけてもひどい有様だったが、純正部品が手に入らない部分はワンオフで鋼板からパーツを作り、レストアとも言えるほどの鈑金を加えてここまでキレイに戻していったという。

 

 

学生パワーで生まれ変わったエンジンルームは感動的だ。チューニングはしていないが、ストラットタワーは補強後にパテを入れて美しく仕上げ、補機類も含めブラックオフすることで高級感もアップしている。

 

 

エクステリアも力作だ。フロントはノーマルバンパーをベースに、一体型となるリップを追加してスムージングし、GT-R風なルックスを演出。グリルに設けられていたフィンをカットしているのもポイントだ。

 

 

フェンダーはフロント片側10mm、リヤ片側15mmの純正叩き出し仕様となっている。派手さはないが「専門学校の学生だからこそ、将来を見据えて実際のプロのように工賃をもらって恥ずかしくない仕事をしたい」という気持ちから、仕上がりの良さにとことん拘った作りを目指したという。

 

 

一方で、大技のギミックが施されていたのが電動の格納式ウイング。先程の車両購入状態からここまで2ヶ月半しか製作期間がないという状況で、ホームセンターの部材と学校の部品取り車に余っていたモーターを使用して作った暫定仕様とのことだが、機能は本格的。車内からのスイッチひとつでウイングを展開でき、トランクへの雨漏りもしないように工夫して作られているのだ。

 

 

室内もブリッドのシートに交換しシンプルに決めながらも、センターコンソールにはエンジンスタート用のレバースイッチを追加するお茶目さが。ちなみに一番下がウイングの展開格納スイッチ。グローブボックスの開閉にも邪魔にならないように気を使ったレイアウトになっている。

 

【関連リンク】

東京自動車大学校

https://www.taus.ac.jp/