「R35GT-Rチューンの未来を切り開くための走る実験室」モーテックM1の制御能力を検証中!

公開日 : 2020/01/01 15:00 最終更新日 : 2020/01/06 15:48

新たなチューニングの可能性を追求するEU仕様のレフトハンダー!

 

注目フルコンの効果をサーキットで検証

 

 

R35GT-Rで国内初の8秒台突入などドラッグシーンで大活躍するチューニングショップ“サブライブ”が、新たな方向性を探るために開発をスタートさせたのが、この左ハンドル(ヨーロッパ仕様)のR35GT-Rだ。

 

 

取材の舞台は鈴鹿サーキット(RH9走行会)。とはいえ、足元にこそハイグリップのプロクセスRRを与えているものの、マフラーやシートはノーマル。エンジンルームを覗いても、変更箇所は見当たらない状態だ。

 

 

それもそのはず、今回のサーキットアタックはモーテックM800シリーズの8倍という処理能力が注目されるモーテックM1をメーターディスプレイとともに投入し、その高い制御効果をタイムとともに検証するのが狙いなのだ。

 

 

サーキットでの安全性を担保するために足回りやタイヤ、ブレーキローターは変更しているが、サブライブ佐分代表はエンジンマネージメントの最適化(ブースト圧は1.0キロに設定)だけでどこまで速さが引き出せるかに絞り込んできたわけだ。

 

 

つまり、仕様的にはブーストアップの入門編ともいえる状態。そのためターゲットタイムは2分18秒前後となるわけだが、この日のベストタイムは2分14秒179という好記録! 必要なところで必要なポテンシャルをしっかり引き出していけるエンジンマネージメントが、速さに直結することを見事に実証してみせたのだ。

 

 

アタックドライバーを務めたレーシングドライバーの蒲生選手は「吸排気フルノーマルの状態ながら、アンチラグ制御がかけられていたので抜群のピックアップでした。あらゆるシーンでストレスを感じることのないエンジン特性は非常に扱いやすく、頑張らなくても自然とタイムが付いてくるといった感じです」と評価。

 

 

今後はタービン交換や駆動配分の変更など、各部に手を入れながら段階的にモーテックM1の性能検証を行っていくとのことなので、その動向に注目していきたい。

 

SPECIFICATIONS

■エンジン:触媒ストレート/モーテックM1、メーターディスプレイ ■サスペンション:オーリンズ(F18kg/mm R12kg/mm) ■ブレーキ:RH9 ブレーキローター(F390mm R380mm) ■ホイール:アドバンレーシングR6(FR12J×20) ■タイヤ:トーヨー プロクセスRR(FR325/30-20)

 

●取材協力:サブライブ 富山県富山市手屋2丁目18-20 TEL:076-482-3751

 

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サブライブ

http://www.sabulive.jp