【粟野如月コラム】タイの10時間耐久レースに出場! 豊田章男社長との2ショットも!?【KISA’s DRIFT LIFE vol.28】

タイで開催された『Super Endurance 600min』という10時間耐久レースに参戦しました!今年で3年目の開催となるこのレースに、私も3年目の出場となりました。今回はこちらのレースの模様をお届け!
 

チャンインターナショナルサーキット

 

 
タイのブリラムにある国際サーキット。日本ではスーパーGTの海外ラウンドの地としても有名です。このチャンインターナショナルサーキットで開催された600分耐久レース、さらに併催となった200分耐久レースの両方に、去年に引き続きAdvics aisin arto Osaka racing teamより参戦しました!
 
水曜日にタイ入りし、木曜日に練習走行、金曜日に200min予選、本番、600min予選。土曜日に600min本番です。走りまくりの3日間!一体3日間で何キロ走ったのでしょう…。
 

 
併催レースの200分耐久は3つのクラスに分かれており、私が参加したレディークラスはCVT(オートマ)であることが条件でした。トヨタVIOSの、64号車。相方は日本でVitzレースに参戦しているみなぴよさんと、カートドライバーの坂上まみちゃんと私の3人です。
 
初のオートマでのサーキット全開走行。減速や立ち上がり方が全然ちがうので、慣れるまでは違和感だらけでした。予選、そしてスタートドライバーはみなぴよさんが担当。2番目走行のまみちゃんはまだ17歳で免許を持っていないので、とにかく練習走行をたくさん走ってもらってハコ車に慣れてもらいました。200分耐久は夕方スタートし、フィニッシュは夜です。3番目走行はナイトセッションを去年も経験している私が担当しました。
 

 
予選は2番手。みなぴよさん、まみちゃんと進み、私の番。ここまで順調に来ていましたが、残り30分ほどのところで突然アクシデント発生…、もらい事故を受けてしまいました。私の後ろで単独スピンをしたマシンが右リアに衝突し、私のマシンは2回転ほど回りながらコース脇に放り出されてしまいました。それと同時にエンジン停止。動けなくなってしまいました…。
 

 
このままリタイアかと思いながらマシンを降りて、ピットまで送ってもらうバイクを待っていたら、マーシャルの方がコース外にマシンを運んでくれたところで再びエンジンがかかったと教えてくれました。でも、1度降りてしまっているのでピットに戻って再スタートしなければならず、スタンバイしてくれていたみなぴよさんにマシンを引き継いだときには大きく順位が下がってしまっていました。ただそれでもコース復帰できたので、あとは完走を願うだけ!残りは無事に走り切れて、6位チェッカーとなりました。
 

 
不運でしかないこの結果はとにかく悔しいですが、でもこれもレースですね。幸い足回りは無事だったので、表彰台に乗れただけでも本当によかったです。
 

600min D4クラス

 

 
さて本番はここから。12月14日10時半。いよいよ600分、10時間耐久レースがスタートです。マシンはトヨタYARIS、421号車。メンバーは小林真奈美さん、いとうりなさん、みなぴよさん、私の4人です。
 

 
600分耐久はD2からD4の3つのクラスに分かれており、合計で約80台。コース上は車だらけになります。直前に同じチームの他マシンが壊れてマシンチェンジがあった影響で、今回私たちが乗ったマシンは急遽用意されたものでした。普段スプリントで使われているマシンなので、長時間走る対策はあまりされていないように感じました。10時間持たせるために丁寧に乗ろうとみんなで決めました。
 

 
予選、そしてスタートドライバーはこちらもみなぴよさんが担当。予選27位。D4クラスは約40台のローリングスタートです。走行はみなぴよさん、私、真奈美さん、りなさんの順番でひとり2回ずつの走行スケジュールを立てました。すこしずつ順位を上げて順調に走行していました。夕方までは…。
 

 
私の2回目走行中に突然エンジンが切れるトラブルが発生。動いているので押しがけのような状態でかかり、また切れてを繰り返し、最後は徐行以下のスピードでなんとかギリギリピットまでたどり着きました。なかなか原因に辿り着けずリタイアも覚悟しましたが、メカニックのみなさんの努力の甲斐あって、原因はカムシャフトに辿り着き、約2時間後、レース終了1時間前になんとかコース復帰できました!やったあああ!
 

 
ラストのドライバーは真奈美さん。もう祈ることしかできないのでソワソワな1時間でしたが、チェッカーと同時に上がる花火を見れたとき、いろんなシーンを思い出しました。みんなのたくさんの努力が、ひとつの形になる瞬間です。もちろんみんな勝つために戦っているけど、ライバルがいないと成り立たないレース。そこにいる全員がひとつになるあの瞬間が私は大好きです。
 


 
今回私たちのチームはみんな入賞ならずでしたが、ひとつちょっとうれしいことが。D2クラスで参戦していた豊田社長にはじめてお会いできましたあああ!!お写真撮っていただきました。う、うれしい…! Rookie racing teamのみなさん優勝おめでとうございます!!

1500min!?

 

 
今回開催から3年目となったこの600min耐久レースですが、先週レース前にビッグニュースが発表されました。
 
来年2020年はなんと1500min耐久! 25時間レースの開催が決定しました。10時間も十分長い思うけど、つぎがいきなり倍以上となると…、10時間って短く感じるね(笑)
 

 
今年も本当に素敵な経験をさせて頂きました。arto Osakaのみなさん、Advicsのみなさん、メカニックやスタッフのみなさん、そしてドライバーのみなさん本当にありがとうございました!!
 
そして今回の模様を近日中にYouTubeにUPするのでそちらもぜひチェックしてください! 日本から応援して頂いたみなさんありがとうございました!