「トヨタ86完全合法チューン最前線」T517Zタービン仕様でハイレスポンスな実測270馬力を実現!

公開日 : 2019/12/15 15:00 最終更新日 : 2019/12/15 15:00

ユーザー目線で進化を続けるZN6ストリートスペック!

 

認証工場ならではの完全合法仕様!

 

耐久やスプリントなど数多くのレース参戦経験を生かし、完全合法という枠組みのなかでパフォーマンスの向上を提供しているOKレーシング。東名高速の浜松インターからほど近いファクトリーには、ハコスカやS30といった旧車から、シルビア、第2世代GT-Rなど多様な車種が入庫しているが、なかでも登場以来力を入れて取り組んできているのが86&BRZだ。

 

 

そんなOKレーシングのノウハウが詰め込まれているのが、2012年式の前期型GTリミテッドをベースとしたデモカー。通勤にも不都合のない高い快適性を維持しながら、サーキットでも高い戦闘力を発揮することをコンセプトに進化を続けてきた1台だ。

 

 

そのチューニング内容を見てみると、エンジンはターボ仕様。これまでのトラストT518Zから、あえてT517Zへとサイズダウンさせているのは、0.65キロという低めのブースト設定での扱いやすさを追求したから。

 

 

マフラーはトラストのパワーエクストリームRで、ターボキットと合わせて合法化を実現するためのチョイス。NAやスーパーチャージャー仕様には、アペックスのフルエキゾーストもお勧めとのこと。

 

 

快適性と速さを両立する上で、欠かせないのがECU-TEKによるECUデータの現車セッティング。基本となる燃調、点火時期に加え独自の可変バルタイセッティングで、トルクの谷を解消しているのが自慢。デモ車は燃料系ノーマルのままで、最高出力270ps、最大トルク31kgmを獲得している。

 

 

足回りには、オーリンズとのコラボレーションで開発したオリジナル車高調をセット。スプリングはフロント6kg/mm、リヤ5kg/mmと通常よりも低レートを選択しているのがポイント。足をしっかり動かすことでしなやかな乗り心地を実現している。

 

 

サーキット走行で不安になりがちなブレーキは、スバルインプレッサ(GRB)純正のブレンボ流用で強化。パッドはエンドレスのタイプR。これからやるなら後期純正のブレンボ流用がお勧めとのこと。

 

 

ホイール&タイヤは、前後8.5J×18+45のボルクレーシングZE40に、前後225/40サイズのダンロップディレッツァZIIスタースペックの組み合わせ。最低地上高を満たす車高設定の範囲で、スタイリッシュなツライチとしている。

 

 

ミッションオーバーホールを兼ねてデモ車に導入したのが、86オーナー憧れのGRMN純正クロスミッション。4.55ファイナルと合わせて、エンジン特性をフルに生かした繋がりの良い加速が味わえる設定だ。

 

 

シフトフィーリングに悩む86ユーザーに勧めているのが、モティーズM408の75W-85。エンジンオイルのお勧めはM111で、NA仕様には5W-30、ターボ仕様には5W-40がベスト。リピート率ほぼ100%だという。

 

 

チューニングだけでなく、車両盗難に対する備えもしっかりフォロー。デモ車が装着しているのはスマホでコントロールができるヴァイパー製セキュリティで、操作方法までしっかりサポートしてくれる。

 

 

OKレーシングならではのノウハウが満載した86。パワーとレスポンス、耐久性の高次元でのバランスは、多くのユーザーたちにとって参考になるはずだ。

 

●取材協力:OK自動車 静岡県浜松市東区下石田町1856 TEL:053-422-5151

 

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