「地を這うレクサスGS F」現場まで機材を積んでカッ飛ぶカメラマンの相棒! | web option(ウェブ オプション)

「地を這うレクサスGS F」現場まで機材を積んでカッ飛ぶカメラマンの相棒!

ショーカー志向の要素とサーキット志向の要素をドッキング!

 

エアサスでTE37をタックド! 未来を示すスポーツ×スタンス

 

アメリカでもすっかり高級ブランドとして認知されたレクサスは、豊かなライフスタイルを築き上げた人々にとってステータスシンボルになっている。なかでも走ることやチューニングが好きな30〜40代の男性にとって、GS Fは実用性と趣味性を両立できる格好の素材だ。

 

 

カリフォルニア州のハンティントンビーチに住むフォトグラファーのトゥ・ホアン。機材を積んで撮影場所へと移動する足として、また趣味であるチューニングのベースとして愛用しているのが、昨年購入した GS Fだ。GS350からの乗り換えというから、余程GSを気に入っているようである。

 

 

「GS350も良かったんですが、やっぱりもう少しパワーが欲しくて。仕事の現場はパーティやウェディングなど華やかな場所が多いので、セダン好きの僕にとってはレクサスの4ドアがベストな選択なんです。それから僕は日本のプロダクトやブランドが大好き。信頼性の高い日本製品に憧れを持っています」。

 

そう語るホアンのGS Fは、トムスやレイズ、アペックスなど、日本人にもなじみ深いブランドのパーツが数多く使用されている。

 

 

まず、エクステリアはトムスのフルボディキットでコーディネート。トムスのアクスルバックエキゾーストのテールエンドは、もちろんディフューザーとの相性も抜群だ。

 

 

それに加えて、アメリカのグループAモータリングが製作したカーボンボンネットとダックビル(アヒルのくちばし)形状のトランクフードも装着し、オリジナリティを高めた。これらは、真空圧を利用して樹脂を充填するバキュームインフュージョン成形で作られている。

 

 

一方、エンジンはトムスのカーボンサクションインテークとエアフィルターを備える他、アメリカのPPEエンジニアリング製等長エキマニやトムスのアクスルバックエキゾーストシステムを装備。吸排気系の効率を高めることで、さらに気持ちの良い伸びを実現している。

 

 

足回りはACCエアランナーのエアサスで異様なまでのローフォルムを実現。ホイールはボルクレーシングTE37タイムアタックの19インチ。組み合わせるタイヤもミシュランのパイロットスポーツ4Sと、グリップ性能と質感の高さのバランスを意識しているようだ。

 

 

室内では、ステアリングホイールとシフトノブをカーボンパネルを使ってカスタムメイド。四輪独立式のエアサスの制御には、AirLiftパフォーマンスの3Hシステムを採用する。シフトレバーの横に配置した専用コントローラーで操作できるのはもちろん、スマホにインストールしたアプリでも操作可能だ。

 

 

トランクルーム内には、エアタンク、電磁弁、コンプレッサー2基、ハードラインをインストール。撮影機材を積むため容量を犠牲にせず、実用重視ですっきりと収めた。

 

 

アメリカでは今、日本のシャコタン文化を独自に吸収・咀嚼し、新しいカタチに発展させた『スタンス』と呼ばれるジャンルが大きな潮流になっている。最近はそのスタンスの中にも、スポーツホイールを履かせたり、エンジンをチューニングしたり、室内にロールケージを組んだりと、ホアンもそうしているように走りを意識させるカスタマイズが浸透中。アメリカ人はサーキットのことを“Track”と言うので「トラック・スタンス」という言葉も生まれているほどである。

 

ホアンのGS Fをトラック・スタンスと決めつけてしまうには発展途上な印象は否めないが、ホアンも現状と今後について語ってくれた。

 

 

「レクサス用のアフターパーツはまだ選択肢がそう多くないのが現状です。できれば次はECUチューニングをしたい。考えようによっては、まだまだカスタマイズを楽しむ余地がたくさん残っているので嬉しくもありますね。もっとかっこよく、もっと自分らしくGS Fを作り上げたいです」。

 

PHOTO:Akio HIRANO/TEXT:Hideo KOBAYASHI