「川畑GRスープラが炎上!?」トラブル続出のシェイクダウンを動画で完全公開!【動画】

出火に水漏れ…シェイクダウンは何が起こるか分からない!

 

ニューエンジンのポテンシャルはVR38DETTをはるかに凌ぐ

 

東京モーターショー2019の東京オートサロン2020PRブースにて公開された、チームトーヨータイヤドリフトが誇るエースドライバー川畑真人選手のニューGRスープラ。

 

 

心臓部はこれまでの2JZ-GTEから、レクサスGSなどに与えられている4.3L V8の3UZ-FEにスイッチ。エンジン本体にはオーバーサイズピストンを組み込んだ上、ボルグワーナーのEFR9174タービンをセット。

 

制御はHKSのF-CON Vプロで、まだそれほどブーストをかけているわけではないそうだが、それでも最高出力は1000psを軽く超え、トルクもフルチューンVR38DETT以上に低回転域から立ち上がる特性だという。

 

 

そんなモンスタースープラが、10月末、千葉県の茂原ツインサーキットにてシェイクダウンを敢行した。

 

 

颯爽とコースインしていく川畑選手であったが、全開走行一発目のホームストレートでラジエターホースが抜けるというトラブルが発生。修復作業はすぐに完了したものの、今度はヘッドカバーのパッキンがズレてエンジンオイルが漏れ出すトラブルが…。

 

しかも、最悪なことに漏れたオイルがEXマニにこぼれて出火するという、とんでもない事態にまで発展! スタッフの迅速な消化活動のおかげで各機関にダメージはほとんどなかったが、一歩間違えたら大惨事である。レース車両のシェイクダウンは何が起こるか分からない。それを改めて痛感させられた次第だ。

 

 

とはいえ、このGRスープラは11月2日から九州で開催されるD1GP最終戦「AUTOPOLIS DRIFT」での実戦投入が決まっている。とにかく時間がないのだ。少しでも走行データを蓄積するために今は走らせるしかない。現場で可能な限りの応急処置を行なって、再びコースインしていく。

 

 

その後はトラブルもなく快走を続ける川畑選手とGRスープラ。というか、異常なまでに速い。そして白煙の量も凄まじい。

 

 

「やばい。2JZやVR38とは桁違いのトルクだよ。ようやくタイヤのトラクション性能を上回るパワーを手に入れたという感じ。現状このパワーを活かしきれてないから、各部のセットアップをもっと詰めたいな。戦闘力を考えるとオートポリスでも勝てると思う。本当にすごいよ。上を使う必要がないくらいだもん」とは、シェイクダウンを終えた川畑選手のコメント。

 

高速ステージとして有名なオートポリスで、大幅に進化した川畑GRスープラが一体どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。今から楽しみで仕方がない。

 

 

PHOTO:Daisuke YAMAMOTO/V-OPT

 

【関連リンク】

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